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1900年代初頭から、サンフランシスコ~ハワイ間海上を行き来した「マトソンライン」という船舶がありますが、その船内のレストランメニューに描かれた魅力的なペインティングは、ハワイアンシャツのデザインにも流用され、いまだにコレクターを魅了してやみません。 二種の有名な柄があって、一つは「ユージンサベージのメニュー柄」と呼ばれる物。 このプリントはゴーギャンの絵にも通じるような人物像が、トロピカルな島の風景を背景に描かれた物で、イラストレーションもそれほどディフォルメされた感が無く、細部に渡って繊細なタッチで描かれている。 もう一つは写真のハワイアンの柄で「マッキントッシュのメニュー柄」と呼ばれる物。 こちらも同じくアイランダーの様子が描かれているものの、サベージ柄に比べるとディフォルメ感も強く、よりポップなイラストレーションといった感じ。 ウクレレにレイが絡み合っているデザインのアロハは誰にでも着易いシンプルなデザインの為、各メーカーが毎年といっていいほどリリースしていますから「見たことあるな」っう人も少なくないはず。 このハワイアンのプリントのトロピカルレディーには萌えます。 現地女性をモティーフにしたハワイアンシャツ、星の数ほどあれども、このお姉さんより美形の物はないと思われる。 ただ残念なことに私の物はレプリカですから、その真髄を伝えきってはいませんね。 本物の絵と比べると今一つといった感は否めません。 ちなみに下の写真は本物メニューのお姉さん。 ではこのシャツのディテイルを・・・ メーカーはAllen&Hanson あまり聞かないブランドですし、なんかイタリアあたりのデザイナーズブランドみたいな感じのメーカー名で、どうせハワイアンも片手間に作ったのでは?などと、疑ってかかってましたが、手にとって見ると非常にしっかりした作りで良いアロハシャツです。 後に調べてみたところ、カモメペイントで有名なEvisジーンズのアロハもここが作っているそうです。 だから品質は当然良くて、その上ブランドネームが付かない分だけ上代も押さえてあるという優良メーカー。 あまり扱っているショップが無いのが残念なところです。 プリントはオーバープリント。私は抜染の生地の方が断然好みなのですが、この柄の場合はオリジナルの物もオーバープリントですから、それを意識したのかも知れません。 それに、ここのメーカーさんが抜染の物が作れない訳では無く、その他のハワイアンは抜染で仕上げられているものも多いようです。 黒地のボディーにマッキントッシュのメニュー柄。 初めてアロハを購入する方々、黒ベースのハワイアンはお勧めですよ。 柄も締まって見え美しいし、極彩色が使われていても黒ベースのために着てみると意外と落ち着いて見える。 ロングポイントの袋襟。 ポケット柄合わせ。 ボタンはココナッツ。ホールは横。 終了一秒前○○オクでスナイプ。予想をはるかに下回る激安価格で入手。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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