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コレほどまでにアロハシャツ普及委員会がアンダーグラウンドで精力的な活動しているにもかかわらず、 「未だアロハを羽織った人を一人も見かけないというのはどういうこと?」 先日も県内のライブハウスの仕事があった際、普及委員会員である私はいそいそとアロハシャツに身を包み、「今日はどんなアロハマニアンと遭遇できるのだろうか?私のウクレレのロングスリーヴに気がついて「おっ、マッキントッシュっすね。いい色ッすね」なんて言われたらちょっと嬉しいよね。ふふふ。」なんて、心をときめかせつつ会場に赴いたんですけど、若者が数百人集まったイヴェントにもかかわらず、 「未だアロハを羽織った人を一人も見かけないというのはどういうこと?」 かりゆしウエアがこれほどまでに市民権を得、日本全国津々浦々のお堅い官公庁職員でさえもトロピカルブリーズに身をゆだねつつ、半ば夢見心地で年金問題に取り組んでいる昨今、 「未だアロハを羽織った人を一人も見かけないというのはどういうこと?」 ・・・うーん、疑問は尽きませんがね、ここで腐ってしまってもしょうがないし、もしかしたら「梅雨でアロハにカビが生えちゃって本当は死ぬほど着たいんですけど着れないんです。」、なんて可能性も無きにしも非ずなので、あまり深く考えずに引き続き細々と活動を続けていくことにします。 この一枚は国内メーカーのGlove house社の物。 あまり聞かない名前ですが、意表を突く良質プリントの物を出したりしていて、近所の古着屋なんかでも見かけたりすることもあります。 モティーフはUku le le、よく見るとウクレレの中に「海にダイヴする観光客約2名」の姿が見受けられます。 この柄はかなりポピュラーな物らしく、Sun SurfやPearl diver、P,juiceあたりも復刻していますね。 オリジナルは1950年代、Star of Hollywood社がリリースした物。 ハワイ産のアロハよりも本土産のアロハの方がスーヴェニア的な柄を出しているというのも面白いですよね。 レーヨンの平羽二重、ちょっと光沢のある生地にオーバーの手法でプリントされている。 ボタンはバンブー、ロングポイント袋襟、結構しっかりしたレプリカだと思います。 ただマッキントッシュのウクレレと比べると、モティーフがくどい分、シャツ全体がうるさい感じがします。 外出時というよりも、自宅や近所のコンビニ程度に羽織る方が多いです。 悪くは無いんだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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