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ハンドメイド日記

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2014.02.14
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カテゴリ:●生地の選び方
57.JPG


texture check(テクスチャーチェック)


私は布を手にしたら、必ず肌触りをチェックします。


まず、手のひら全体で、なでるように触る。
次は、手の裏側全体でも、なでるように触る。
そして最後に、腕の内側の皮膚の柔らかい部分でもさわる。
何度かくりかえす…
布地の表と裏もチェックする。


13.JPG


私のこども達は赤ちゃんの頃、皮膚が弱かったのです。
大人にとっては、あまり気にならない程度のチクチク具合でも
赤ちゃんの肌は荒れてしまうことがありました。


そこで、私は手だけではなく、腕の内側の皮膚でもチェックすることにしました。
大人でも、腕の内側の皮膚は柔らかく敏感です。
少しでも違和感を感じた布は、赤ちゃんの肌を傷つけてしまいます。
肌触りの悪い生地で赤ちゃん服を作ることはありませんでした。


こども達が幼児期に入ってからは、少し自由度が増します。
皮膚が少し丈夫になってきますから。


それでも、テクスチャーチェックは欠かしません。


肌触りの悪い服を、こどもは着てくれないのです。
どんなに可愛い柄の生地でも、優先順位は肌触りの方が上のようです。


布柄が気に入って、どうしても諦められない場合は、
カーディガンやアウター、帽子など肌に直接触れないようなものを作ることもあります。
また、顔周りや袖周りなど、皮膚に直接触れる部分だけでも柔らかい生地で切り替えをしても良いですね。

008.JPG



子育て期は、なかなか買い物にいけないので、生地はネットでの注文が主流です。
ネットでの画像では、肌触りのチェックはできません。
どんなに生地がアップになっていても、画像から感触はわかりません。


ですから、私は生地購入ではたくさんの失敗をしてきました。


ニット生地は、比較的失敗が少なかったのですが…
柔らかすぎて、洗濯に弱くすぐにダメになったもの。
他には、やわらかい天竺ニットと書いていても、赤ちゃんには天竺はチクチクしてしまうものもありました。

赤ちゃんには、やはりスムースニット。
幼児期に入れば、天竺ニットも大丈夫です。



生地選びはハンドメイドの醍醐味ですが、反面、洋服作りとなると難しい面もありますね。
ネットのお店では、「この生地は滑らかで~」とか「やわらかくて~」と生地の説明書きのところに記載しています。
でも、肌触りには個人差がありますから、実物をみるとがっかりすることもあります。


重要なのは、信頼できるお店との出会い。
これがあれば、今後のハンドメイドライフが楽しくなっていきますよ。


私が、ハンドメイドの洋服を作る上で大変影響を受けたお店があります。
今では、他にも色々なお店を利用しますが、まだ洋服づくりを始めて間もない頃に出会い、今でも特別な気持ちを持っているお店です。


Rick Rack(リックラック)

肌触りの良い生地で、しかもしっかりとした良い生地が揃っています。
肌触りで信頼できるこども服向けの生地を扱っているお店として、私も大変お世話になりました。


お店の正式名称は「sewing supporter Rick Rack 生地と型紙のお店」
生地だけでなく、型紙も色々と揃っており、サポート態勢も整っています。
こちらは店舗も存在しているショップです。ソーイングクラスも開催していますので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。

私はRick Rack狛江店さんに行ったことがありますが、とても素敵な空間でした。
白を基調としたナチュラルな空間に、生地が並んでいます。
さらに、こちらの型紙と生地を使用して作った洋服サンプルがディスプレイされているんです。
『あ~これも可愛い、作りたいなぁ』洋服サンプルを手に取ると、作りたい感情がムクムクとわいてきます。

こちらの型紙は、初心者さんでも作りやすいように丁寧に説明されていたり、作りやすいように工夫されている型紙です。
とはいっても、超初心者さんなら、難易度が低いものから挑戦してくださいね。
(最近では、こちらの型紙がユザワヤさんなど大型店でも購入できるようになりました、詳しくはホームページをご覧ください)


私はお店に行ったとき、キョロキョロ周りを見回してしまいまいました。
布選びをしているお客さんの中には、こちらの布と型紙を使って作ったTシャツを着ている人がいました。
年配の方でしたが、KIDSものの車柄のスムースニットを素敵に着こなしています。
こんな素敵な着こなしができるんだ!!と衝撃を受けました。

隣の空間ではソーイングクラスが開催されていて、皆さん真剣な様子。
丁寧に教えている様子や素敵な空間に、これまで自分が持っていた少し地味な(失礼!)裁縫教室というイメージがくつがえされました。
このようなクリーンなイメージのソーイング教室は、当時では珍しい形だったのです。
今では、割と増えてきましたけど。

008.JPG



生地を購入しているお店は、他にもあります。
以前の記事で紹介していますのでご覧下さい。
>>生地のお店


Rick Rackさんの本は説明が丁寧です。
私は裁縫の基礎を学ぶ本として、購入しました。
基本の一冊として、今でも大切に持っています。




洋服を作っていると、アレンジをしたくなることが多々あります。
そんなときに役立つのが、こちらのアレンジ本です。
Tシャツからカーディガンを作るときのアレンジ方法や、ブラウスをワンピースにアレンジする方法など数点が掲載されています。
他にも色々なテクニックが載っているので、基本が身についた後に読んでみると楽しいと思います。
ソーイングの幅が広がりますよ。




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最終更新日  2017.05.18 22:01:46
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