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カテゴリ:アニメをつくろう>アニメについて
では、実際の製作過程を見せながら、説明していきます。
まずは、「テーマ」を考えます。 ノートに、「テーマ」と書きます。 「テーマ」 そして、思いついた「テーマ」の内容を横に書きます。 いま、いちばん、強く思っていること、訴えたいこと。 なければ、何か本からの抜粋でもいいです。 「テーマ」 ・・・ 過保護 次に、その「テーマ」を、言葉にして観客に伝えてます。訴えます。 だから、いちばん強く思っている事を選んだ方が言葉にしやすいのです。 気持ちがあふれて、言葉に出てしまったというのがベストです。 何か、他人の本や映画を抜粋する場合も、思いっきり、気持ちを入れます。 喜びの「きゃっほー!」 怒りの「ギリギリ(歯軋り)」 悲しみ「ううっう・・・!」 笑い「あっはっは!」 それを、文字で伝えるのです。 「文字」で、自分の気持ちを伝えるのは、難しい作業です。 だから、最初は、簡単に「こういう事ががあって、悲しかった。」 と具体的な説明でもいいです。 説明の文書をだんだんと短くし、無駄を省くようにします。 慣れてくると、短い文章の中に、沢山の感情を込められるようになります。 「エッセイ」「詩」「俳句」などに、非常に似ています。 「テーマ」の下にまとめたものを書きます。 「テーマ」 ・・・ 過保護 子は可愛い・・・。 つい、甘やかしてしまう。 ただ、過保護が過ぎると、子は自分で何も出来なくなる。 後になって、慌てて「あれしろ、これしろ」。 子は、すでに自信をなくしてしまった。 原因が、私にあることに、気づきもしない。 子は、自然に、成長するものだ。 成長しているじゃないか。 それを、共に楽しもう。 ただ、スタートが遅れただけだ。 ゴメンな。一緒にやり直そう。 他の子と比べると劣っていることは未熟ではない。 比べてしまう自分の「心」が未熟なのだ。 「我が子は、可愛い・・・。そして、成長している・・・。」 その「幸福」に、今は、感謝している。 ↑ 観客に、伝えたい部分。自分の「思い」を「まとめ」たところ。 まとめやすいので、エッセイ風にしています。 「テーマ」を決める大きな理由は、話を筋道を決めて、 観客に、分かりやすくするのが、一番の目的なのですが、 「自己表現」こそが、アニメに関わらず、芸術と言われているものの本質です。 言葉には強烈な気持ちを込めることができます。 それを、お話にするのだから、きっと、何かを感じてもらえるのではと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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