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テーマ:アニメをつくろう(42)
カテゴリ:アニメをつくろう>アニメについて
主人公が、人間模様を描けるくらいになったら、お話に「ジャンル」の 要素を入れていきます。 ぼくの場合好きな「ジャンル」が・・・。 「未来もの」「ヒーロもの」「超能力もの」「変身もの」「冒険もの」 えっ、子供番組じゃん?・・・そうです 精神年齢が、低くてすいません。 とりあえず、その「ジャンル」の何が面白いのかというのを考えましょう。 「未来もの」 1 「こうなったら、いいのに」という未来を描く。 「夢」を描いてワクワクしてもらう。 2 「このままでは、未来はあぶないよ」という警告を描く。 身近な問題を扱っているので、受け入れやすいですね。 だいたい、この二通りです。 「ヒーロー」もの これは、簡単に言えば、「みんなから、尊敬されて気持ちいい~」 を描きます。 人間の欲求では、「貢献欲求」よりも、未熟な「自己顕示欲」を扱う ため、映画やアニメでは、どうも格下に見られているようです。 しかし、「気持ちいい~」で終わってしまうと、子供の教育上よろしくない。 だから、やたらと主人公を「謙虚」にしたり、「ヒーロー」ものではお約束の 「正体を明かせない」「その場から、すぐ立ち去る」「報酬を要求しない」 「しかたなく」などの「設定」を加えるわけです。 「変身もの」も、この「正体を明かせない」から始まったものですし、 ヒーローが、もつ特殊な才能、みんなから尊敬される「力」の象徴が 「スーパーパワー」や「超能力」という訳です。 ですから、ぼくのいう、「変身もの」「超能力」は、「ジャンル」しては、 「ヒーローもの」と、一体のものです。 この「ジャンル」、最近ではコンピュータ・グラフィックが進み、 どんな「特殊な才能」も、表現が可能になってきました。 それで、映画会社が、自分とこの「映像表現能力」をアピールしようと この「ジャンル」に、多額の創作費、一流のスタッフを使う、ということが 起こっています。う、うれしい!
観客に「探求心」を、満足させようとする「ジャンル」です。 見知らぬ場所を、主人公が、旅をして訪れます。 想像上の場所より、実際ある場所(ただし、珍しい場所)にしたほうが、いいようです。 また、人の体の中に入って、その仕組みを知ったり、地球を飛び出して、いろんな銀河や 星々の姿を、見るて回ったりと、「知的な探求心」という方法もあります。
観客の「欲求」を、刺激し続けて、飽きさせないようにする「システム」ですね。 また、観客は、見る前に「どんなのを、見ようか?」と考える訳ですから そのとき「ジャンル」で説明した方がわかり易いですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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