このポートレートみたいに素敵なシアターは、先日スチュワートパネル式150インチのスクリーンを導入したシアターです。今日は音と映像の調整に行ってまいりました。
スクリーンに映し出されているのはインテグラ DTX-10のセットアップ画面。基本設定のコンフィグ、ディスタンス、セレブレーションの設定に一番時間をかけます。同じ機材セットでもお部屋が違うと鳴り方も変わります。また、マニュアル通りの設定で無い方がバランスを取れる場合があります。色々なソフトを視聴しながらベストバランスに近づけて行きます。僕がいつも使う調整用のキラーソフトがあります。定位感用、移動感用、低域感用、セリフ感用、総合バランス用などなど・・・・。いつも色々なシアターで使うソフトだからこそ、一つ一つのシアターの性格もわかるのです。今回のシアターは非常に優等生。あまり手をかけなくても十分に鳴ってくれます。お部屋が広い事と壁一面の本棚が適度に吸音してくれている事がプラスになっているようです。
天井面の四灯のダウンライトはナショナルのホームアーキシリーズLGB70034です。ライトの周りにガラス枠が付いておりそれに反射して天井面を照らす効果があります。蛍光灯を使わず「主照明」としてお部屋の「あかりだまり」として使用するととってもオシャレです。それをルートロンで50%ほどダウンさせると、なんともジャジーな良い雰囲気になりました。もはや照明もこのシアターの一部ですね。
真ん中のテーブルの上にチョコンと置いてあるのがカスタムコントローラーのマランツRC9500です。ワンボタンシアターを実現する優れものです。次回はこれの調整にお邪魔させて頂く予定です。
うーーん、それにしても素敵なシアターです。
ホームシアター工房 田中マサシ
ps:晩御飯ご馳走様でした。。。とっても美味しかったです。。。ありがとうございました。。。