マランツ VP-11S1を見てきました。筐体はVPシリーズの初代から一貫しているアルミダイキャストボディ。カラーはホワイト。カラーは少しづつ変わっているんですよね。それにしても初代発売から5年以上経つが未だ古く感じないこのデザインはどうでしょう!プロジェクターとしては少し奇抜でモダン。どこかの国の遺跡っぽさを感じません。また、このレンズが飛び出したデザインは他にあまり無いそうです。もともと、このデザインをされた方が一眼レフカメラの設計をしていた関係でこうなったそうです。触ったことのある人はわかると思いますが、このフォーカス/ズームのレンズの質感はとても高級感がありますね。他のメーカーの高級プロジェクターにはないこだわりです。 メーカーはおなじみコニカミノルタ製。他のメーカーのプロジェクターでもコニカミノルタ製のレンズを使用している商品があるそうですが、カタログにはうたえないそうです・・・。レンズのクオリティが違うそうです。
視聴ルームに入ると既に天吊してありました。この天吊ベースは現行の物とは違うのでご安心下さい。
さて、VP-11S1の基本スペックを簡単に
■パネル:0.95インチ 1080p DLPチップx1
■画素数:1920x1080
■ランプ:200w SHP
■明るさ:600Ansiルーメン(省電力)
■コントラスト比: 6500対1
■ズーム倍率:1.45マニュアル
■100(16:9)インチ投影距離:3.23~4.70m
■入力:HDMIx2、コンポネント(RCA)x2他
■希望小売価格:1,890,000円(税込)
今回はなんと言っても、1080pパネルの使用でしょう。後、HDMI入力の2系統もうれしいですね。ビデオプロセッサーはVP-12S4から評判のジェナム社製を採用。DVDの映像を見ましたが、凄く綺麗です。一瞬ハイビジョンかと見間違うほど!(は言い過ぎ!!)これは、そのスケーラーの良さが出ていますね。後、意地悪にビデオ収録のソースを視聴させてもらいました。従来、ビデオ収録のソースを720pプロジェクターで見るとジャギーと言って斜めの線がギザギザになるノイズが出て醜く思ったものです。。。イーグルスのDVDを見せてもらいました。ギターのネックや弦、ドラムのスティックなど斜めでまっすぐなものでも、ぜんぜん問題ありません!すげーや、さすがジェナムさん。これだけでも評価☆5つです。
ハイビジョンの映像はこんな感じってわからないですよね・・。近くによって画素を見ましたが、細かい、小さい・・。DMDチップの画素の真ん中にはそのパネルを支える支柱があるのですがそれがよーーく見ないとわからないのです。720pパネルの時はその支柱でフォーカスを合わせていたので。見えないとちょっと困るなぁ・・。
年末から弊社ショールームの視聴機はSON○ V○L-VW10○になっていたので、一目見るなり、黒が違う~♪おお~さすがDLPだぁ!マランツだぁ!黒が下がってコントラス感が上ると映像に重みが出てきてどっしりとした画になる。色合いはいつものマランツ色。派手さは無いがフラット。映像系の色についてはフラットより少し派手目の方が良く見える(イチゴ売り場に赤いランプがあるのと同じ)のだ。赤色がどうのこうの言ってるのはそう言うことでしょ。そんなことからマランツの色は最初見ると物足りなく感じる場合もあるけども色々な映像や映画を何本も見れば正しいのはどれかすぐにわかりますよ。
今回ちょっと残念なのが・・・リモコンがグレードアップした事。全キーバックライト付新開発リモコンらしいです。いやーーもちろん、これはこれで良いのですが、僕は今までのタイプが好きだったのですね。ちょい、不器用なところがマランツにピッタリで。
おまけにこんなのをもらいました。
携帯電話用ストラップですね。。。。
VP-11S1購入特典として置いておきますね。
欲しい方は声掛けて下さい。
展示機が導入されれば、視聴会も行いたいと思います。
7月頃になるのかねぇ~。。。
ホームシアター工房 田中マサシ