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テーマ:今日聴いた音楽(75596)
カテゴリ:映画や音楽の話をつらつら
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ダニーハサウェイ「ライブ」 ソウルのライブ名盤数あれど、これほど 身近に歌い手(弾き手)を感じるライブも多くない。 観客との距離感、ライブハウスの広さ、室温、湿度までもが 手に取るようにわかる。それだけ臨場感のある演奏をリアルに 収録した傑作。。。とまあ、たいがいのライナーは絶賛している。 まあ、私も手放し絶賛派ではあります。。。。 大好きなアルバム!少し過剰なほめ言葉位、ゆるしてよ。 それじゃ、簡単な曲紹介なんてものを・・・ WHAT'S GOIN' ON ご存知、マービンゲイの有名曲。 少し曇り気味のゆるーいエレピがイントロを奏で印象的な ブレイクに。抑え気味にダニーが歌いだす。「Mother、Mother~」 このころには皆が 頭を揺らして、 足ではビートを刻み、 両手を天に向かって差し出しては 何かを迎え入れるかのように 胸に手を添えているだろう。 「to bring some lovin here today」 今まで抑えていたところを一気にシャウトで吐き出す。 このパッションがこの曲の中では一番好きかも。 「~you can see」 名曲はサビ自体よりもサビ前に印象的な行がある場合が 多いがこの曲はここでしょう。 いやおう無しに次の「what's goin' on~」が盛り上がる。。。 間奏はフィルアップチャーチと言われているチャクチャクギターと ダニーのくぐもったエレピが音の隙間を埋めていく。 マービンゲイのオリジナルバージョンはもちろんすばらしい。 アルバムコンセプトでんでんや、完成度は計り知れない。 でも、このダニーのギグバージョンも負けないくらいすばらしいと思う。 頭を揺らして楽しむソウルナンバーとしてはピカイチでしょう。 ネ!(賛同) THE GHETTO さてさて、一曲目でクライマックスを向かえてしまったような 気がしているあなた。 今日のダニーはまだまだこれからです。 曲自体はシンプルなセッションナンバー。 冒頭お馴染みのエレピが日本風メロディーを奏でます。 (さくらさくらみたいな) で、00:46位で突然、(多分ダニーが)観客に手拍子を求め、 曲が始まります。 ダニーがエレピソロが淡々と弾き始めます。最初はテンションはまだ低め約50%と言うところか。 03:10辺りからエレピのリズムが挑戦的になってきます。 シンコペーションをぶんぶん入れてそれにつられてギターやコンガまでもがリズムを立てるようになって来ました。 05:30の時点ではテンション90%。 06:00位で一度落ち着来ます。テンション30%。 06:30位からコンガがテントコテントコ。30%。 09:10位からコンガがデコンデコンドコ。50% 09:50位で急にダニーがワン、ツー、スリー、フォーとカウントを入れて曲に戻ります。 ちょっと走り気味でテンション100%。 11:10位でテンション80%。「トキバトゲートォ~」とこね。 12:00位でハイ終わり。。。。 長い、長いでもこれ曲のテンションを感じながら頭を揺らしていくと こんなに気持ちの良いものもないよ。 あなたも、観客の一員になれます。(だからイイの!) このチョーシで全曲行くと終わらないので ハイライトだけをピックアップ YOU'VE GOT A FRIEND エレピのイントロがなった瞬間「ギャァァァーーーーーッッッ」と 言う黄色い?茶色い?歓声。 ここで、一気にテンションが上がるが演奏はいたって冷静。。。。 でも、歌いだしのマイナーコードが物悲しくって(グスン。。。) 途中で笑い出すおばちゃんは何だ?? サビはみんなで う た い ま し ょ う ! ! 的な大合唱!! いい曲ってのはあるね。 また、ダニーの料理が上手い。。。。 もとの曲はキャロルキングね。 JEALOUS GUY 前のキャロルキングの曲もそうだけどこの人は他人の曲の 料理が上手い。 見事にニューソウルサウンドに仕上げてしまっています。 ロッドスチュワート(&フェイセス)がLIVEアルバムでこの曲を 歌ってました。。。 多分このダニーバージョンを下敷きにしたと思うのですが。 昔、カラオケでこの曲を歌ったときに (もちろんジョンレノンのバージョン) ダニーになりきって歌ったら。それは和田アキコかと言われたわ。。 頭からしっぽまで、 極上のライブアルバムです。 喫茶店のBGMに 子供の子守唄に メイクラブのお供に・・・・ 心地よく揺られたいなら、 欠かせない、「ダニーのLIVE」でした。 ホームシアター工房 田中マサシ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月24日 00時27分12秒
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