ホームシアター工房（東京新宿・名古屋・大阪）

昨今の薄型TVバブルからの派生によりホームシアターへの注目度も上ってきておりますが、いきなりプロジェクター、スクリーンとまでは行かないけど来たるべく2011年に向け、マルチチャンネルスピーカーを付けたいと言うご要望が増えてきています。特にリビングでへの導入の場合は＜見た目＞的なところも問われます。特に薄型TVを壁掛にした場合なんかはスピーカーの設置方法が悩みどころですね。

で、先ごろ発売された『PMC　waferシリーズ』。

壁内に埋めこんでしまうインウォール・スピーカーでは無く、壁の上につけるオンウォール・スピーカータイプです。薄型TVの壁掛にあわせた薄型スピーカーです。
タイプはサイズ違いの2タイプ「wafer1」と「wafer2」。厚さは両タイプ共に100ｍｍとなっているので薄型TVの壁掛とほぼ同じ厚さになります。



40インチ＜SONY　ブラビア＞の横に置いてみました。サイズ的にはピッタリかも。小型サイズのTVよりは40～50インチ辺りが良いですね。音的には外見がコンパクトになっていたとしてもPMCサウンドは健在と言う感じです。CDの視聴をしました。HI-FIという感じのサウンドではありませんがバランスの良い音を聴かせてくれます。その秘密がATL（アドバンス　トランスミッション　ライン）という技術によるアドバンテージによります。PMCサウンドの秘密はココにあったのですね。



全面にはキャビネットが付きます。ホワイト、シルバーグレイ、ブラックの三種類のどれかを選択。キャビネットが本体よりも少し大きなサイズになっています。ちょっとしたところに洒落っ気を感じます。なのでキャビネットをつけると自立しません。写真ではインシュレーターをかましています。

「wafer1」は140ｍｍウーファーと27ｍｍソフトドームツイーターを2基搭載！？「？？？何で2基」。そうなんです。2基付いてます。実はセンタースピーカーとして使うときとにツイーターを変えるのだそうです。

ツイーターコントロールスイッチが付いていて、
バーチカル＝縦設置（フロント用）
ホリゾンタル＝横設置（センター用）
ビームアップ＝2基使用。サラウンド用に使用する場合などには良いそうです。フロント、センター時に使用すると指向が定まらなくなるのでやめときましょ。
上にあるスイッチでツイーターの調整ができます。サウンドスクリーンなどで使う場合はHF+、ライブなお部屋で高域がきつくなりがちな場合はHF-で。約2dbほど上下するそうです。

見た目と音のクオリティ両方を求める方にはオススメですね。
ホームシアターのお洒落度アップしてみませんか！

ホームシアター工房　田中雅史