今日は先日施工した神戸市のホームシアターのお引渡し&調整に行ってきました。今回の物件のお部屋は縦3500x横2600mm、天井高2390mm。ちょうど、お部屋の一角を区切ってスペースを作っています。そこに手持ちの機材を活かしたシアターを構築しました。スペース上の制限と手持ちの大型スピーカーを前提にプランニングをしました。
スクリーンはキクチ スタイリスト電動80インチ。スクリーンBOXは天井裏の桟との関係で掘り込みが難しかったのでその部分から後ろの天井を落としました。80インチでスクリーンの上黒が短い場合でもこうすれば対応し易くなりますね。スピーカーとウーファーは手持ちのヤマハ NS-1000M&YST-SW500をオーディオボード クリプトン AB-2000の上に設置しています。写真にはありませんがスクリーン裏には37インチの液晶TVが壁掛けされています。AVラックはフォルムが素敵なクワドラスパイアのQAVMシリーズ。DVDはパイオニア DV-AX5AVi、AVアンプはヤマハ DSP-AX4600、レコーダーは日立 DV-DH500D。後はLDプレーヤーとビデオデッキです。
プロジェクターは三菱のDLPプロジェクターLVP-HC3000。最初は液晶プロジェクターを考えていた施主様もショールームで視聴されDLPに決めました。やっぱり、映画はDLPでみたいですよね。サラウンドスピーカーはスピーカークラフトのインシーリングスピーカーCRS THREEを二本埋め込んでいます。スピーカーを天吊ではなく埋め込みにするだけでも天井面の五月蝿さが軽減するものです。昼間でも遮光カーテンを閉めればそこそこ綺麗に楽しめます。
省スペースでのシアター構築をお考えの方には参考にして欲しいです。4畳半でも6畳でもOKです。最大限に楽しめるシアターをご提案致します。。。
ホームシアター工房 田中雅史