この時期、新製品の内覧会ラッシュであっちこっちに出向いています。ヤマハの次は三菱です。待望のLVP-HC5000の映像が見られると言う事もあってワクワクしながら行ってきました。
会場の中に20畳ほどの専用ブースを構えておりこのプロジェクターへの力の入れ具合も判ります。LVP-HC5000の見た目ですが、基本はホワイトですがレンズまわりはブラックになっています。ちょっとパンダのようなイメージがありますねぇ。ホワイトなのでリビングの天吊を意識した感じになっています。映像はハイビジョン映像を4本、約10分の視聴だったので細かなところまでのチェックは出ませんでしたが(2回見ましたけど)150インチのスチュワートスタジオテック130へ映し出される映像は対価格を考えると僕の予想以上で良かったと思います。今回のプロジェクターを手がけた佐藤氏はドイツへ行っているとの事だったので、熊ちゃんに話をいろいろ聞きました。仕上がりは70%ほどとの事だったので、販売モデルでは今回の機種で出ていた色むらや、色ずれは改善されることでしょう。
これが噂のエプソン製のフルハイビジョンパネルです。三菱が他社に先駆けて搭載したシーツーファインです。この冬このパネルを使ったプロジェクターが注目です!
真ん中にあるのが超ハイクオリティ-I/P変換・スケーリングを行う シリコンオプティクス社製ICです。これがこのプロジェクターの画質の肝になります。いくらパネルがフルハイビジョンでもここがおろそかだと綺麗な映像は出ません。7月に三菱の京都の工場に行ったときはこのチップを使ってのテストをしていました。某メーカーのプロジェクター(売価200万前後)にこのチップを使用して元のものとの映像の比較をしていましたが、一目瞭然!これは凄いプロジェクターが出来そうだと思いました。DVDを見たらどうなんだ?とか黒の沈みは??とかまだまだ気になるところはいっぱいありますが楽しみですねえ。後は発売を待ちましょう!
司会の女性の方とダイヤトーンのスピーカー。綺麗な人に説明をされると「ウンウン」とうなずいて聞いてしまいます。すいません、私も男の子ですから、、。
弊社ショールームでの視聴会も企画しています。是非ともご参加下さい。
ホームシアター工房 田中雅史