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とある事情でどうしても部屋をある程度綺麗にせねばならず散らかり放題の部屋を片付けるためにまずは周りの部屋を片付けてそこに散らかっているものを収納していかねばならないことに気づきに愕然。仕方がないので昨日から作業部屋、今日の午前は和室を片付けて、今日の午後からやっと居間の片付けに入りました。 そんな昨日の作業部屋の片付けの途中。和室に出っ放しになっている布類を収納するため作業部屋のすでにぎゅうぎゅうになっているクローゼットの整理整頓をする必要にかられ、一番奥にあった段ボールをあけてみたらそこから出てきたのは看護師、助産師学生だったころの教科書、ノート、プリント、レポート・・・・・・。 教科書は20年もたって最先端のものではなく、場合によっては常識が覆っちゃったものも。プリントや雑誌のコピーも当事は最新だった情報がすでにスタンダード。わあぁぁ・・・・・。時代がもう違うんだなぁ・・・・・。ちょうどさっきまで「孤高のメス」やっていてみていたんですが、この時代ちょうど私学生でしたわ。ホント、時代は変わった。 という訳で寂しかったり不安だったりしてずっととってあったこの学生時代のモノたちを処分することにしました。 自分は常々出来が悪いのを意識していたし、今も他のみんなより手が遅い、要領も悪い。がっかりすることがいまだにたくさんあって。 でも、ノートやプリントの書き込みを見て自分も結構がんばっていたんだなぁと思いました。実習現場に持ち込めるわずかなプリントの裏にびっしりと書いた覚書や資料。自分で雑誌を読んで気になった記事のスクラップでぎっしり重いファイルが何冊もあったり。看護計画は今見ても残念な感じのものが多いですが容量悪いなりに一生懸命思考プロセスを研鑽しているのがわかる。 そして先生の書き込み。当事は突込みばかりで嫌な感じ、と思っていましたがこれが的確で必要なものばかり。そして優しい目線で書いてくれている。うわ~、私、学生指導の時こんなに優しく書いていたっけ? 学生だった自分が、新人になり、ベテランになり、学生指導をやり、若干リタイヤぎみになって今に至る・・・・その過程で視点も考え方もまたずいぶんと変わったものです。年をとった、といってしまえばソレまでですが中年と呼ばれる年齢になってええ感じに発酵してきた、と思いたいです。 ともあれ、20年前の私は懐かしくはあるけれど、変わってしまっていても私の一部でもあるわけで。レポートを書いたタマゴだった私も間違いなくここにいるから。そんな私の20年前の残像さん、さようなら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 18, 2011 11:06:41 PM
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