結構長生きしているヨミノハゼ(Austrolethops wardi)
前回掲載したシュンカンハゼより長生きしているヨミノハゼ(Austrolethops wardi)。薄暗い隔離ケースで飼育して、現在2024年11月で8年5か月が経過した。宮古島産の個体で、飼育当初は白点病を患っており、少々不安であったことを今でもよく覚えている。Ha Trieu Hung Liら(2008)らによると海草を食べることが知られており、当初よりアマモ類を入れていたが、いつの間にやら植物性のフレークフードをよく食べるようになり、現在はもっぱらこれを与えている。とまぁ白点病とか、エサのこととか、いろいろあったけれど、現在は普通に飼育できているので、逆にブログネタに乏しいお魚さんである。参考文献:Ha Trieu Hung Liuら:The feeding habits of Austrolethops wardi,a gobiid fish inhabiting burrows of the thalassinidean shrimpNeaxius acanthus.Estuarine, Coastal and Shelf ScienceVolume 79, Issue 4, 30 September 2008,Pages 764-767