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こんにちは、もっちーです。
先日、ワタミフードサービス社長の 渡邉美樹氏の講演を聞きに行ってきました。 各界で「人格者」との呼び声が高い同氏。 知り合いのある雑誌編集者も 数多くの経営者に会ってきた中で、 本当に「器が大きい」と思わされたのは 渡邉社長だけだった、とおっしゃっていました。 そんな彼が講演で面白い話を していたので紹介したいと思います。 ●一流と凡流を分けるもの 何だと思いますか? 渡邉社長によればずばり 「時間を意識しているかどうか」 これは巷に溢れるタイムマネジメントや 時間管理術を述べたものではありません。 そうではなく、そもそも僕らに与えられた 「時間」自体が有限であることを意識しているか? またその先にある「死」の存在を 意識しているかどうか? それが「一流」と「凡流」の違いだというのです。 ●3万円の人生 とはいっても普通に生きていると 「死生観」なんてなかなか根付かないもの。 そこで渡邉社長が用いた「3万円の人生」という 比喩が見事だったので、簡単にご紹介しましょう。 人の一生を80年と仮定すると、およそ3万日になります。 僕らは皆それぞれ、1円玉が3万枚入った 砂時計のようなガラス容器を持っています。 1日たつごとにこのガラス容器から1円玉が 「ちゃりん」、「ちゃりん」と落下していく。 それが人生における「1日」への参加料だといいます。 どうでしょう? 人生の「有限性」が少しは感じられる気がしませんか。 ●「金色の1円玉」 ただしルールには必ずや「例外」や「特別」が存在するもの。 このガラス容器にもたくさんの1円玉の中に ひとつだけ「金色」の1円玉が入っているといいます。 そしてある日突然、その「金色」の1円玉が落ちると 残っている1円玉は全て一斉に落ちるルールになっている。 これが「死」です。 いつその「金色の1円玉」が落ちるかは誰にも分からない。 ただし一旦落ちたら最後、どれだけ上に1円玉が 残っていようとも、ガラス容器は空っぽになってしまう…。 ●1円の投資効果 こう考えると僕らが限りある「1円」を払って 手に入れているこの1日、1日が たまらなく愛おしく思えてきませんか。 適当に手を抜いて仕事を1日やり過ごすのも1円 社会に何か価値を残そうと本気で汗水流すのも1円。 テレビを見て朝から1日だらだらと過ごすのも1円。 恋人や家族との素敵な思い出を残そうと本気で遊ぶのも1円。 1円玉をどう使うかは僕達次第ですが、 どうせなら使うならその「投資効果」を最大にしたい。 「金色の1円玉」の存在を頭の片隅に、 毎日を本気で生きていきたいものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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