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こんにちは、もっちーです。
経済評論家の吉永俊朗氏と会食をしてきました。 経済や国際問題に関してより多くの人に問題意識を もってほしい、そのためには自分の持つ知識は一切 出し惜しみしない、というスタンスの吉永氏。 雑誌「企業家倶楽部」の巻末でコラム「時流を読む」 を連載している同氏ですが、今回は「インターネット (メルマガやブログ等)を利用して、よりアウトプット の場を広げていきたい」とのこと。 食事中も広い視野と鋭い洞察に富んだ話の数々に、 箸を動かす手を止められることしばしば。(笑) その中でもとりわけ僕にとって印象深かったのが 「情報は情報として表れた時点で情報ではない」 というもの。吉永氏曰く、本質的な情報というのは クチコミを通してしか得ることは出来ないといいます。 結果アメリカでは真の意味での「情報」は10あると すればそのうちの3だけ、日本では何とたったの 1だけしか民間人には伝わってこないといいます。 「情報革命」の進行する現代においても依然、 屈折したジャーナリズムの壁が取り払われて いないことに、漠然とした不安を覚えてしまいました。 「情報に溺れる」という表現が最近よく使われますが、 所詮僕らは意図的に作られた「人工プール」で 溺れさせられているのに過ぎないのかもしれません。 押し寄せる情報の波を前にして、それが大洋の向こう から発生しているものなのか、それとも単なる 「人工波」なのか…しかと見極められる洞察力と 見識の深さを身に付けたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.01.06 07:19:54
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