カテゴリ:こーじ@日曜
見よう見ようとずっと思っていた「半落ち」をDVDで見る。ツタヤが旧作半額クーポン配信してくれたから。ありがたい。この期間は映画を見まくって色々感動をもらったり、人生を考えたりしたい。
非常に考えさせられる映画だった。アルツハイマー病になった妻を殺害する梶の生き方は非常に考えさせられる。もし、自分が愛する人、もしくは身内に「殺してくれ」といわれたらどうするだろうか・・・ 梶は妻を殺すほうを選んだ。しかし、真相を語ることはない。「なんで、後追い自殺をしなかったのか?」とか「どうして真相を語ろうとしないのか?」って思ってたけど、その理由が徐々に明らかになるにつれて、梶という人間の凄さを知ることになる。 俺もおそらくその立場になったら、殺すだろう。愛する人が愛する人のままでいられるうちに自分の手で介錯したいという気持ちだと思う。アルツハイマーで壊れていく妻なんか見たくないし、相手もそれを望んでいるのだから。 もちろん、「だからといって人殺しをしていいのか?」という批判はあるだろう。その考えもわかるし、それを否定することは出来ない。けだし、この世に確かな答えってあるのかな?? この映画見ながら、村山由佳の「BAD KIDS―海を抱く」と「君に読む物語」を少し思い出した。どちらも考えさせられる本と映画です。是非ごらんになってください。 「半落ち」はここ数年で見た日本映画でも最高のものだろう。寺尾はさすがに日本アカデミー賞を受賞しただけはある。言葉はほとんどなかったが、最高の演技をしてくれた。 まだまだ見たい映画がある。次は「初恋の来た道」見たいな。映画ってやっぱりいいね。「オペラ座の怪人」見に行きたいけど、一緒に見に行く人がいません(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.20 07:57:28
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