花粉@なーこ
今年は花粉の飛散量が観測史上1、2位を争う多さらしいですね。この花粉のせいで、今年1~3月期の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比で0.6%下がってしまうという試算があるそうです。花粉が多い→外出が少なくなる→消費が落ち込む→GDP成長率が低くなる、という構図です。マスクや薬品、空気清浄器などの「花粉症特需」では639億円の売り上げ増が期待できるそうです。しかしなんと、個人消費全体では7549億円の減少。「風が吹けば桶屋が儲かる」とまではいきませんが、「世の中の事象は互いに密接に繋がっている」と感じました。このようなGDPだけでなく、ちょっとした株価の上昇や下降なども、一見全く無関係だと思われる意外なところにその発端があるのかもしれません。