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昨日、ファンシーショップで買い物をしていた
真ん中の子を迎えに行ってやった。 どれを選んだらよいか決められないから来て、 というので、店の中に入った。 お友だちの誕生日プレゼントか自分用の何かだろうと思った。 年末の大掃除に、おばあちゃんのところで手伝ったごほうびに お小遣いを少しいただいたらしいので、それで何か買うのだろう、 と思った。 「これか、これがいいと思うんだけど。」見せられたのは、 本人の好みとはちょっと違うバッグ。 「誰にあげるつもり?」と聞いたら、 「お母さんだよ。」 と当然のように言う。 これには私が腰が抜けるかと思った。 自分の御褒美のお小遣いで、誕生日でも何でもない私に プレゼントしてくれる、というのだ! 自分のは買う気もないらしい。 とても良いデザインだが、私が使うには、ちょっと小さい。 「キティちゃんのお財布もみたんだけど、デザインが 思っていたのがないんだよ。」 と言う。 店内を探したが、ファンシーショップでこのオバハンに 合いそうなものは、正直言って、なかった。 「せっかくそう言ってくれるなら、お母さん、真剣に、 自分の気に入ったものを探すね。もし、あなたが、 これがいい、と思うのがあったら、それを選んでくれてもいいよ。」 と言った。 どうして、こうもいい子が私の子なんだろう。 私には、過ぎた子たちだ。 家事もほとんど何もせず、 朝食は真中、夕食は末っ子、お弁当は一番上の子、 ごちそうは夫、掃除は子供たちが分担、買い物は夫と真中で 私は運転手。 こんななのに、ご褒美でいただいたお小遣いを私のために使おう、 というのだ。 年明け早々、心の中から温まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月05日 04時28分02秒
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