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昨日、高齢者向けの「映画で英語」講座が終了しました。
2回講座だったのですが、1回目は大雨、2回目は大雪の中での講座でした。 英語だ、ということで募集の6割程度の応募、悪天候の日の開催で、その上 2人の欠席がありました。逆に言うと、あの悪天候でも2人しか休まなかったのは よかった、と思いました。 1回目は「ローマの休日」。原題の裏の意味で「人騒がせ」という意味があること、 真実の口のシーンはアドリブだったのを、あまりにその場の雰囲気にぴったり だったからそのまま採用したこと、車の中でのわかれのシーンではオードリーが 涙が出ず何時間も無駄にしたあげく、監督に怒鳴られて一気に涙が出た直後に 撮影したこと、川に落ちるシーンのあと二人が結ばれるのが暗示されていること などを話しました。 地図を使って映画で使われているシーンの場所や見所を説明。 また、それまでの映画女優はグラマラスの女性だったのを、あの映画以降 細身の女性が主役級になれた点で、オードリーの映画界での影響の 大きさについて話しました(もともとは、王女役はエイザベス・テーラーを 予定していました)。 2回目は「サウンド・オブ・ミュージック」。オープニングのあの快晴でのロケは、 好天待ちでの最後の撮影だったことを話しました。また、子役はみんな オーディションから選んだ素人だったこと、映画で歌われている エーデルワイスは、映画用に作られた楽曲で民謡ではないこと、などを 話しました。また、ドイツ・オーストリアでは、この映画はあまり知られていない こと、ただし、ザルツブルクは、映画ゆかりの地を訪ねる日本人観光客の ために、比較的知られていること、映画の中で、モデルとなったマリア 本人が一瞬、エキストラで登場し、クレジットにも書かれていることなどを 話しました。 日本語版ドレミの歌と、英語直訳の英語版ドレミの歌をちょっと歌い、 楽しみました。 プロジェクターからの音声出力がうまくいかず、どちらの回も残念でしたが 思っていたよりみなさん満足し、途中で泣きながら見てらっしゃる方も あって、よかったと思いました。 この講座、実は昨年4月に予定されていたのですが 震災で会場が避難場所になっていたのと補修工事などの ため、約1年延びての開催でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月13日 05時25分04秒
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