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カテゴリ:宗像真紀子 講座関連
福祉センターの文学講座が終了した。
全8回の講座で、百人一首を取り上げた。 百人一首の講座は、今までも担当したことはあるが、 できるだけ多くの歌を紹介しようと頑張ったのは 今回が初めて。 最終回では、僧正編昭と小野小町のラブロマンスを語った。 実は、この講座にほんの少し遅れて入ってきた人がいたのだが、 その人は、講座の前に近くの展示場で能面をみていたのだ、と言う。 そして、能面を見ているうちに、お能の笛の演奏がはじまったので、 なかなか抜け出せなくて遅刻した、と言う。 慌てて入ってきて、私がかたる、小野小町のラブロマンスに おどろいた、と言ってきた。 実は、その、抜け出してきた笛の演奏が、小野小町のラブロマンスを 題材にしたお能の中の音楽だったから。 私もびっくりした。 講座は、もう、夢中で、説明し、みんなで声を合わせて読み、 鑑賞の世界に心をあそばせた。 鎌倉幕府三代将軍、実朝の和歌が百人一首には含まれている。 このことを語り、定家、そして百人一首が鎌倉時代のものであることを 説明して全講座を終了した。 新年度では、清水第公民館の単発講座と、 あさかの大学の講座が決定している。 また、パソコン講座は、商工会議所のスクールの 担当も決まっている。 その他の公民館などの講座は未定である。 もし、決定されれば、ここに記そうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月25日 11時11分02秒
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