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2014年07月09日
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数日前のこと。

上の子・りんごを助手席に乗せて、車で買い物に出かけた。

いつも通る道。見慣れた風景の中を走った。

交差点の先は、以前私が勤めていた専門学校。

道路を挟んで向かい合った校舎の、片方は現在、
授業では使われていない。

セミナーや実習などのときに利用される校舎に
なったようだ。

私が勤めていた最初のころは、こちらで
クラスを担当して教えていた。

懐かしさがよみがえった。

教えていた生徒と同じ年代になったりんご。

ふと見ると、校舎の前に人が立っている。
よく見ると、教え子だ。
道路を渡りたいのだろう、キョロキョロと
左右の様子を見ている。

あの子が卒業して、何年になるかな・・・。

通り過ぎながら、年月を数えた。

それにしても、全然変わってない。
頑張り屋だったな・・・。

通り過ぎて少しして、となりのりんごに
声をかけた。

「さっき、通り過ぎた、あの学校の前に立ってた子、ね。」

そういうと、りんごは言った。

「あの校舎の前には誰もいなかったよ。」




そう。

彼女は、卒業後、間もなく、急病でこの世を去ったのだ。

亡くなる少し前、学校に、仕事をがんばっている、
という電話がかかってきていたのだ。

彼女は、今でも、仕事をしてがんばっているのだろう。
あっちの世界で。

そのことを、伝えたくて、姿を現したのだと思う。





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最終更新日  2014年07月09日 10時33分00秒
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