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2014年07月24日
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仙台市博物館で開催中の「室生寺展」に行きました。

室生寺の金堂に安置されているほとんどの仏様に出会えるのです。

バスは、那須観光バスに頼みました。
福島県内の観光バスは、県内のさまざまなイベントで貸し出されていたからです。

那須塩原から、大野さんが参加してくれていたので、そこを起点としました。

当初、中型バスの利用を予定していたので、私の家のすぐ近くまで
迎えに来てくれるはずでしたが、参加の応募が43名に増えたので、
大型バスに変更したところ、うちの近くまでは入りづらい、ということに
なり、急遽、近くのコンビニ駐車場で乗ることにしました。

その後、郡山西口に行きました。

集合が9:20で、バスの到着が9:00だったのですが、
バスが到着した時点で、すでに25名が集まっていました。
出発予定の9:30よりも早くに全員が集まったので、
早めに出発することができました。

参加のみなさんがどんなに楽しみにしてくれていたか、が
よくわかりました。

出発して最初にしたのが、集金です。
事前にはお金を集めていないので、みんなのところを
まわって、集めました。
みなさん、ちゃんとおつりのないように準備して
くれていたので、とても助かりました。

みなさんに、お茶のペットボトルとメロンパンを
配るつもりでした。
私が集金している間に、参加者が配ってくれていた
ので、集金が終わったときには、お茶もメロンパンも
全員のところに行きわたっていました。
本当にありがたいことでした。

私自身も、参加費を払っての参加です。
ですが、バスには、添乗員さんもガイドさんも頼んでいません。
やはり、私が少しでも説明を加えて、これから見る仏像の
見どころなどを説明しておこう、と思いました。

前に立って、室生寺の歴史や、今回の仏像見学の
見どころを少し話しました。

特に、十一面観音について、語りました。

十一面観音は、正面に3面、左右に三面ずつ、頭頂に一面、
そして、背面に一面の合計十一面の顔があります。

正面の三面は菩薩の優しい顔です。
左右は、邪気を追い払うための威嚇した怖い顔です。
頭頂は、解脱した如来の顔があります。
背面は、暴悪大笑面といって、醜く笑った顔が隠れています。

この背面の顔は、通常、光背に隠れてみる事ができませんが、
今回の室生寺展では、光背をはずし、後ろにまわることが
できるので、見ることができるのです。

また、菩薩と如来の違いについても簡単に説明しました。

如来は、完全に解脱しているので、すべての装飾をはずし、
頭はぐりぐりと盛り上がっていて、手のひらには水かきが
ついています。

菩薩は、髪をきれに結い、衣にも装飾品があります。

この違いを見てもらいたい、と思いました。

また、十二神将についても語りました。

十二神将は、薬師如来の眷属(けんぞく)です。
眷属とは、家来と考えてよいのですが、家来の中でも
動物の家来を眷属といいます。

十二神将はその種類のとおり、十二支の動物を持っています。

本尊のまわりを取り囲んだり、前にずらっと並んだり
あるいは、左右に六体ずつ安置されていることが多いようです。

が、室生寺の十二神将は、そうではありません。
というのは、室生寺の十二神将のうち、二体は奈良国立博物館に
安置されているので、室生寺に行っても、十体しか見ることが
できないのです。

今回の室生寺展では、この、十二神将が一堂に集まっています。

途中の国見サービスエリアまで、このような話をして
過ごしました。あとは、参加者の中で飴を差し入れて
くれた人がいたので、その飴を回したり、おしゃべりを
楽しんだりして、到着まで過ごしました。

会場につくと、すぐにランチをとったグループと
先に見学に行ったグループとに分かれて、あとは
自由に過ごしてもらいました。

会場は、さほどは混雑しておらず、みんな、仏像を
堪能できました。

次に見学するのは、博物館の近くの瑞鳳殿です。

集合時刻の14:15には全員がロビーに集まっていて、
私が一番最後くらいでした。

バスに乗って瑞鳳殿に向かう途中、私は内心
愕然としてしまいました。

というのは、室生寺展のことを調べるのに夢中で
瑞鳳殿のことを、何一つ調べていなかったのです。

このことは、バスが到着してから顕著になってしまいました。

瑞鳳殿の目の前にバスをつけてくれたのに、
私は全然違うお寺に入ってしまったのです!!

参加者の方から、「先生!瑞鳳殿はそっちじゃないです」
と指摘されるほど・・・

急いで瑞鳳殿のほうに走って上がりました。
かなり急な階段でしたが、夢中でかけあがりました。

入場券売り場で、人数を伝え、切符を購入してから、
参加者にそれを配りました。内心は、このあと、
どうやって説明するか、それだけが心配でした。

配り終わったとき、参加者の方から、
「先生、鞄、なくならないように横にいましたよ。」
と言われ、あせって鞄を売り場脇に置きっぱなしで
券を配っていたことにきづく始末です。

領収書を受け取り、いそいで中に入りますと、
中では何やら説明が始まっていました。
見ると、ボランティアさんが瑞鳳殿の説明を
してくれているのです。

とても楽しくてわかりやすい説明で、うれしいやら
ありがたいやらでした。

約30分の説明を受け、バスのところに戻りながら
聞くと、このボランティアさん、普段は土・日にしか
来ないのだそうです。

今日は偶然、来ていたらしく、びっくりしました。
この人がいてくれなければ、私は何一つ説明もできなければ
見どころを伝える事すらできませんでした。

参加者は、「先生が予約したんでしょ。」と言いましたが
私は、前にも言いましたとおり、自分で参加費を払っての
参加、くらいでしたので、そう手配をすることに
思い至っていませんでした。

これは、参加したみなさんの普段の行いのおかげ、と
思い、感謝・感謝です。
そう、普段の行い、といえば、天候もそうです。
行きのバスの中でちょっと強い雨が降りましたが
到着したときには上がっていました。また、
瑞鳳殿でも、よい天気でした。
少し暑くはありましたが、倒れるほどの酷暑でなく、
夏らしい天候で、雰囲気を満喫できました。

帰りのバスでは、参加者の一人が歌詞カードを
人数分印刷してくれました。「青い山脈」と
「青葉城恋歌」でした。本当に気の利いたものでした。

「青い山脈」のイントロを私が歌い、全員で熱唱しました。
雰囲気、最高でした!

このあと、阿弥陀如来の手の意味について、少し
解説を加えました。如来には、阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来など
数多くありますが、阿弥陀様の手は、上品・中品・下品の三品に
上生・中生・下生の三種類、合計9種類の手の型があります。
この型すべてが並んでいるのが、奈良と京都の県境にある
浄瑠璃寺です。浄瑠璃寺を別名「九体寺」と呼ぶのは
このためです。

これを事前に説明しなかったのは、これを先に説明すると、
手の形に気持ちがいってしまって、仏様の姿と向き合うのに
障りになるかもしれない、と思ったからです。

このあと、自由に過ごしてもらいました。
安達太良サービスエリアで休憩をとったら、
すぐに高速を降りて、郡山西口の到着です。

私も、差し入れをいただいたりしながら、
のんびり過ごしました。

途中、工事渋滞などがあり、予定より15分遅れの
到着でしたが、みなさん、満足した様子でした。

このあと、私の家の近くで私は降りました。
おみやげの荷物と、バスの中で配ったものの
段ボールがあったので、ポコチャンに迎えに
来てもらいました。

このあと、大野さんを乗せて、バスは那須まで帰りました。

今回は、栃木県からバスを頼んだので、高速代が
予定よりかかりましたが、ありがたいことに
大きな赤字を出すこともなく、無事、終わりました。

次回、来年春には、那須与一を訪ねる旅を考えています。






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最終更新日  2014年07月27日 09時09分05秒
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