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カテゴリ:宗像真紀子 講座関連
講座のご案内
現在、ヨークカルチャーで「文学歴史漫遊」を担当している。 内容は、源氏物語第一部、紫の上系を、原文で一文ずつ読み鑑賞する、というもの。 源氏物語第一部は、その登場人物の偏りから、書かれた時期が2期に分かれる、 と考える研究者もいて、私もその説を支持している。 たとえば、冒頭桐壷の帖は紫の上系。2・3・4帖はもう一つの玉鬘系。 現在、1帖が終わり、5帖若紫を読み始めている。 ここでは明石の方が話題として登場している。 第二部若菜上・下の美文・麗文とは違い、訥々と語る文章は 声に出して読んで楽しめる。 また、源氏物語のどこを読んでもそうなのだが、 自分の人生や経験と重なるシーンが出てくる。 今ではある程度通説・常識となっていることを 千年前のこの物語の中で語っているものもあり、 圧倒される。 高台から下の景色を楽しむシーンなど、 読んでいるだけでも心がうきうきしてくる。 興味のある方は一度、体験に参加してみませんか? 第一・第三水曜日、午後2時半~4時までの1時間半です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月23日 07時15分24秒
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