起立～っ！


礼～っ！


着席～っ！



やあ、３年Ｅ組のみなさん、こんにちはーっ！


街を歩くと、なぜかトム・クルーズと間違えられてサイン攻めにあうホンダイス先生だよ！(笑)


ハ～イウェイ・トゥ・ザ・デンジャ・ゾーーーン


ＯＫ！ＯＫ！
映画『トップ★ガン』のテーマ【デンジャー・ゾーン】をカタカナ英語で歌ってみたよ！

キーが高くて難しいね、ケニー・ロギンスの歌は・・・。


先生はカラオケで「日本語の歌よりも英語の歌の方がウマいね！」とよく言われるんだけど、なんだか複雑な気持ちだよ。


夏休みもあと少し残すだけとなっちゃったけど、おうちでパパやママの言う事聞いて、おりこうにしてたかな～？

先生はカリフォルニアに教育実習に行ってたから、みんなと授業するのはひさしぶりだね！


・・・３年Ｅ組のみんな～！
ホンダイス先生の悩み事を聞いてくれるかな？

先生は今、とっても心を痛めてるんだ・・・。
思い出すたびに、胸がキュンと締め付けられて痛くなってしまうのさ。

こんなに文明が発達した現代社会。なぜ、勢力争いは、絶えないんだろう。

自分たちのいる場所だけじゃ飽き足らず、他人の場所までも占領して、そこにいた人達を追い出してしまう・・・。

だれもが仲良く共存できる世の中・・・はやく訪れないかな・・・。

いつも先生は、そう思いながら、コンビニで胸が痛くなるのさ。

・・・だって

・・・だって

・・・だって








先生がいつも白くまアイスバーを買ってたコンビニ・・・。

ガリガリくんソーダとガリガリくんコーラに占領されちったよよよよよよよ～！

え～ん！(泣)
白くまアイスバーが売ってないコンビニなんて嫌いだ～！

ガリガリくんソーダは、侵略者だーっ！

先生の白くまアイスバーの売場を返せーっ！

先生も白くまアイスバーを毎日ガバッと買ってれば、こんなことにならずに済んだんだろうな・・・。

先生の応援の仕方が足りなかったさ・・・(反省)

最初は、この写真をよく見てね！


オリエンタルカレー味のコーンスナック！

「ハヤシもあるでよ～っ！」

カレー味のコーンスナックってさ・・・
それって、カールのカレー味にクリソツ！


・・・まあ、味のことはどうでもいいけどさ、オリエンタルカレーの何十年も昔と変わらないパッケージ！
このパッケージの坊や・・・現在は絶対、50歳を越えてるよね(笑)

たぶん、この坊やも今やサラリーマンになっててさ、後輩や部下を飲みに連れてってさ、
毎回、酔いがまわってきたときに定期入れから、オリエンタルカレーのパッケージの切れ端を取り出してさ、
「おい！見てみろよ！俺、子供のころモデルやってたんだよ！スゲーだろ？ガッハッハッハ！」
とか、自慢げに言っちゃってるような気がするんだよね！


あああああーっ！いっけねーっ！

脱線話してたら、授業時間30分過ぎちゃったね！

さて、授業の本題にはいるよ！まずは、先生の元に届いた手紙を読むよ！


チョリーッス！
なんか夏ってぇ、チョ～暑いじゃないっすかぁ。
イヤなんすよねぇ、ジメジメしてるから、髪がキマらないしぃ、だりぃから外出たくないじゃないっすかぁ！
原チャリとか乗ってても止まると暑いじゃないっすかぁ、オレ、チョ～ダメっす、夏ぅ。
でも、腹関係とか減っちゃう関係じゃないっすかぁ。
『牛丼屋』とか行ってみたいんすよねぇ。
そこんとこホンダイス先生は詳しいじゃないっすかぁ。
牛丼屋でカッコよくビシッと牛丼食べるコツをテルミーしてほしいんすよ！
渋谷とかで遊ぶの飽きちゃったんすよ！チャラいのイヤなんすよねぇ～。
マジヤバい喰い方、教えてほしいっす、マジで！
〈パプアニューギニア在住／匿名希望／６歳〉


なんか話し方がムカつく６歳だったね！

ここまでムカつく話し方するのって、ある意味、プロフェッショナルだよね(笑)


よしっ！わかった！

さあ、教科書は閉じてね～！


今日は、【牛丼屋のマナー】について勉強するよ！


だから、今日は移動教室だ！
牛丼屋さんへ移動しよう！


まず、入店するときのマナー。

逆立ちできる子は、逆立ちで自動ドアを開けて入店してみよう！

カウンター内の店員さんから見たら、
「うわっ！首のない人が入ってきた～！」
って、両手に持ってた『豚汁』落としちゃうと思うんだよね(笑)


次は、席を案内されたときのマナー！

着席するなり、店員さんが、早く注文しやがれと言わんばかりに、横に立ってプレッシャーを与えてきますよ！

そんなとき、すかさず
「ビッグマックセットとナゲット、マスタードで！
あと・・・マックシェイクのバニラ！」
と、腹の底から言ってみよう！

もれなく、頭のおかしなヤツだと思われるよ！

たぶん、ドン滑りの重い空気に辺りが支配されるね(笑)

先生は恥かしがりやさんだから、初対面の店員さんにこんな事言えないな(笑)

さあ、特盛り牛丼が来たよ～！


あああああ！ちょ、チョット待って！

いきなり紅生姜を乗っけちゃダメ！


まず、牛丼に箸を上からブスッと突き刺して、その部分を縦にガバッと食べちゃう。

そうすると、こんなふうに牛丼に大きな穴が開くでしょ？

さて、これからがテクニックが必要なところ！

紅生姜の入ってる容器のフタを開けてみて！

店員さんがあっちを見てる隙に、ありったけのパワーで紅生姜をムンズと掴み、スゴいスピードで、さっき穴を開けたとこにウマく入れる！

ほらっ！早く早くっ！

ボヤッとしてたら店員さんに見つかっちゃうよ！

あまり紅生姜を入れ過ぎると、牛丼本来の味を損ねるって理由で店員さんに注意されちゃうからね(笑)

どうだい？すごいだろ？

一見すると、牛丼の上に、ちょこんと紅生姜が乗っかってるみたいに見えるだろ？

・・・・でも、これは氷山の一角！

ほんとは、この牛丼のどんぶりの中に、ハンパないくらいの量の紅生姜が入ってるんだよね！ 

これぞ、名づけて【牛丼氷山の一角食べ】

紅生姜、無料ってすばらしいね～！ 

あああああ、あまり慌てて食べないでね！

紅生姜は、酸っぱいから、ブハッて、むせちゃうよ(笑)

先生は、昔、鼻から紅生姜が出ちゃった事あったね！

あー、やっぱ口と鼻は繋がってるんだ・・・。

って、先生は『生物』の勉強になったね！

先生はポジティブだからさ(笑)



さて、ご馳走様～！


みんなは、このあと、どーする？

先生は、デザートに牛丼食べたいから、牛丼屋をハシゴするよ(笑)

まだ、食べれる人は、先生について来て～っ！！