先日、自分が住んでいる町で『市長選挙』がありました。
候補者による連日のような選挙活動。
街角に立ち、挨拶や演説。
選挙カー、自転車、歩き、候補者によってカタチは様々。
家のポストにも候補者のチラシやパンフレットがわんさか・・・
「・・・!!」
そのチラシの中に気になるキャッチコピーを見つけた。
『命をかけて取り組みます!』
以前にも日記に書いたが、自分にとってこの言葉が一番安っぽく感じる。
意地悪な言い方かもしれないけど、命をかける覚悟ができているなら、
じゃあ、もしこの選挙で落選したら、みんなの前で切腹でもして果てますか?
・・・って、質問したい。
ダメだよ!簡単に『命をかけて』なんて言葉使っちゃ。
働き先があって、自家用車でクーラーきかせて通勤し、帰宅すれば、
デカい液晶テレビがある空調設備の整った部屋のふかふかのベッドで寝起きして、
当たり前のように一日三食たべて、いつでも風呂にはいったりできる環境にある人が
『命をかけて』と言ってもなんのリアリティーもない。
嘘っぽい、安っぽい言葉にしか聞こえない。
自分はこのキーワードに怒りさえ感じる。
とくに南三陸町にボランティア支援活動に行ったあの日から・・・。
あの大震災から、3ヶ月。
被災地の人たちは、あの地獄のような光景の中で・・・
プライバシーもない避難所で・・・
過酷な生活をしている。
先日、ニュース映像を見ていたら、「やっと敷布団が手に入った。毎晩、背中が痛くてよく眠れなかった」という避難所に住むおばあさんが言ってた。
彼らこそが命懸けで生活しているのだ。
『がんばれ日本』というキーワードも街に出るとあちこちで見かける。
着の身着のまま津波から逃げてきて、財産も資産も流されてしまい、
家族は死別や行方不明、プライバシーもなんにもない避難所生活、
仕事もないから、収入もない・・・。
こんな状態で「がんばれ」って声かけられても、がんばれないよ。
これから先の人生を考えても、この状況じゃ、なにも浮かんでこない絶望感しかないでしょう。
がんばれるわけないよ!この環境じゃ!
今、彼らが望んでいるのは・・・
今、私たちがするべきことは・・・
きちんとカタチある支援をすることです。
「がんばれ」なんて、綺麗な言葉を並べることじゃなくて、カタチある支援。
関東地方からたった400Km~500Km行った先に、ゴーストタウンみたいな被災地があるんです。
対岸の火事を眺めているような感覚で平和ボケしていてはいけません!
義援金をもっと集めること!
時間に余裕がある人は、支援活動に参加すること!
カタチある支援をしていきましょう。
避難所で亡くなってしまった方もいるそうです。
あまりにも無念な人生じゃないですか。
世の中、いろいろなビッグニュースが毎日のように飛び込んできて、
被災地のことが希薄になってきてるけど、現地は震災直後の状況とあまりかわらないです。
平和な生活をいとなんでいる私たちこそ、もっと積極的に取り組んでいきましょうよ!
義援金の募金方法ですが、こんな変わった方法もあります。
私の好きな韓国のアーティスト『KARA』の4月に発売された新曲『ジェットコースターラブ』。
今回発売されたこの曲の国内での売上金すべてが今回の震災の義援金として寄付されるそうです。
CDも手に入って、募金もできます。
今回は、ここにカップリングになっている曲を紹介します。
愛情をテーマにしたとてもきれいなバラード曲で、結婚式の披露宴とかで歌ったらハマりそうな内容です。
もし、気にいったら買って聴いてみてくださいね!
今、贈りたい「ありがとう」
SONG BY ★ KARA
あなたと出逢って ずっと言えなかった言葉
照れてるとか そんなたやすい理由じゃない・・・
理想と現実 たいてい同じじゃないけど
描いた未来に 今も私はいますか?
かわるがわる世界は色づいて
おそるおそる今日もページめくる
だけどあなたが微笑んでいるだけで
未来も信じられるのよ
心をこめて
今、贈りたい「ありがとう」
聴こえていますか
いつかわたしが 銀のドレスまとったら
Darling,I just want to tell you how much I love you
約束してね
10年後もずっと あなたと歩いていくわ・・・
生まれる前からふたり 運命だったの
もし生まれ変わっても
逢いたい あなたと出逢いたい・・・
つらい かなしい 涙を流して
やさしい まぶしい 笑顔をこぼして
そんなあなたの素直な表情に
わたしは救われているの
心をこめて
今、贈りたい「ありがとう」
聴こえていますか・・・
うまく言えない あなたへのこの気持ち
Darling,I just want you to know my only true love is you
愛しているの
100年後もずっと あなたの
そばにいるわ・・・