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テーマ:徒然日記(23505)
カテゴリ:徒然日記
皆さんも、どこかで聞いたことがあると思いますが、SET@HOMEといって、地球外の知的生命体の痕跡を地球にやってくる電波を解析して探そうというプロジェクトです。
活動としては電波望遠鏡で受けたデータを細切れにしてプロジェクトに参加しているユーザに配信して解析し特徴的なデータを抽出するというものです。最近話題のcellコンピューティングの最も有名な活動のひとつですね。 実は私も随分以前からこのプログラムを空き時間やスクリーンセーバとして動作させています。SF好きの私の宇宙へのロマンと合わせた、ちょっとしたお手伝いと言うところでしょうか。 パソコン自体は昼間は電源を落とすのでプログラム連続時間は余り多くはありません。それでも、解析ユニット数は159ユニット、時間で約2953時間も掛かっています。 通常1ユニット解析に掛かる時間は、私のパソコンで20時間くらい必要です。数値計算なので性能が高いほど処理時間が早いことになります。 今のところ宇宙人が見つかったわけではないですが、この活動で新しい電波パルサーが見つかるなどの成果が出ています。 私の画面上でも普通は、ほとんど意味のあるデータではないので、雑音データの3Dグラフ表示を延々と繰り返すというような状況で、何が面白いと言うような感じです。 今日もいつものように朝ネット接続し、このプログラムも丁度1ユニット解析が完了し、解析結果の送信と新しいユニットの送信を始めたところでした。新しいユニットを受信すると早速解析を始めるのですが、その瞬間、いつもと違ったパターンが現れているのを見つけました。そのまま見ていると写真のようなかなり特徴的なパターンが現れ、いつもは20時間くらい掛かる解析が、20分くらいで完了し、あっという間に解析結果を送信し、次のユニットへ移っていきました。たぶん、解析済みの特徴的な電波の一部なんでしょうけれど。 だから、、、と言われるとこれだけなのですが、ちょっとだけ宇宙へのロマンをかき立ててくれた、朝の一瞬の出来事の報告でした。 今朝の解析画面 PS:説明が不足していました。真ん中に見える壁みたいなのが、特定の周波数の電波が強く連続的に出ていることを表しています。横が周波数帯域を、奥行きが時間を示しています。一応地球内の電波は入っていないらしいです。こういうパターンの原因は、パルサーなど色々あるらしいです。 今は調査帯域が狭いらしいので今度帯域を広げる計画があるようですね。 DVD : CASSHERN ★★★★ 10/23発売のCASSHERNを見ました。2004年4月の劇場公開作品です。 劇場公開時は見ていなかったのですが、というか最近はほとんど映画館で見ることが無くなってしまいました。たまたま店頭で見ていたらついつい、ふらふらと買ってしまいました。 原作は随分昔のコミックのリバイバルですね。最近はこの手の作品が多いですね。20年くらいたっているガンダムも未だに根強いファンを持つようになり、アニメの世界での時間のたちかたが遅くなっているのではと感じてしまうことがしばしばあります。 さて、キャシャーンですが原作についてはほとんど記憶にないですが、本作品は、これも最近はやりの懐古調の舞台設定になっています。メトロポリスやフラッシュゴードン、そしてブレードランナーをイメージさせる独特の映像美を見せてくれます。日本の特撮技術も一流になったと、見ていて嬉しくさせてくれます。映像美では申し分ないですね。 その独特の映像美の一方でストーリとテーマはかなり重たい内容です。50年に及ぶ戦争の後、新造細胞と呼ばれる細胞により、いわゆるクローン技術により誕生したものと、戦争により戦死したが、この培養液により再生したキャシャーンと、さらに戦争を続けるものたちとの戦いを描いています。 そして殺し合う憎しみを終わらせるのは、許し合うことであるというテーマを表現しています。 二時間二十分のかなり見応えのある作品でした。 CASSHERN Ultimate Edition-キャシャーン アルティメット・エディション- ¥3,752 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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