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カテゴリ:私の本棚
先日、神田さんの本お金と英語の非常識な関係を読んでいたら、景気の48年説と言うのがあり、この理論を唱えた人は1990年のバブル崩壊を予測していたとのことです。
その理論の根拠は、男性の48才が最も消費が増えるというものです。そして1990年までの経済を牽引してきたのが当時の48才の人たちだというのです。そうですいわゆる団塊の世代です。団塊の世代が48才を超えると同時に消費が落ち込み経済が消耗していったのです。 さて、話がここまで来ると、じゃあ今後はどうなるのかが当然の話ですが、ご存じのように夫婦一組当たりの出生率が1.0人を割り込んでいます。子供を作りたがらない、晩婚化、結婚しない化など、出生率が悪くなる話ばかりです。 この理論を聞いたとき、最初に思ったのが、結局経済って、政府が行う振興策等ではなくて、消費の規模に左右されているだけだと言うことです。どんなに経済が悪くなっても、生活に必要な衣・食・住は、必ず消費されます。この量そのものが経済の土台を支える重要な意味を持っていると言うことです。 話を戻して、消費の規模がどんどん小さくなっていく日本はどうなるのかと考えると、恐ろしいものを感じます。 人数が多ければ住みやすいかどうかは一概には言えません。それなら東南アジア諸国は経済が豊かかというと疑問ですが、発展という意味では、その差はパワーに現れてくることだけは確かですね。 さて、貴方はどこに住みたいと考えるでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.04.18 05:39:20
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