今日は少し変わったところで、台湾製の道教を題材とした怪奇ものです。物語はいきなり禍々しいひとつの目玉に二つの瞳を持つ赤ん坊の死産のシーンから始まります。このふたつの瞳がこの物語のテーマです。時代が移り不可解な殺人事件が起きます。真夏に凍死させられる、内臓をえぐられる、火のないところでの焼死死体。捜査が進む内に、これらは古い道教の双瞳伝説に繋がる殺人事件であることが分かってきます。やがて近代ビル内に道教の古い寺院を発見し、その中では。。。。
物語的には道教を題材にした魔術と超常現象をテーマに演出しているが単に恐怖をあおるだけの作品ではなく、台湾とFBIの捜査官の人間模様を描くなど作り込みがされている。
ショックシーンよりも道教の古寺院の描写が良くできていて、歴史に触れるような錯覚がありました。
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