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カテゴリ:お金持ち入門
NKHでタイトル名の番組を放映していました。
出演者に楽天の三木谷社長の名前があったので見ていたのですが、各界の色々な人が出ていました。 番組の冒頭にテーマの発端として村上ファンドの村上さんの「儲けることは悪いことですか、私が損をしていたら皆さん騒がないでしょう。私がもうかっているから騒ぐのでしょう。なぜ儲けることが悪いのか私には理解できないです」からスタートしました。 肯定的な人、否定的な人、中間的な立場の人とのインタービューによるオムニバスになっていました。結論があるテーマではないですが自分なりに色々考えさせられました。 自分の考えで言うと、 人生の目的を金儲けにしてはいけない。 金儲けは手段であり、目的ではない。 では、目的は何だろう。。 日本人は世界の中で見ればきわめて金儲けに否定的な国民である。 それは、四方を海に囲まれて侵略の経験が第二次世界大戦を除けば経験していない。 大戦後の占領政策もきわめて温厚な政策であった。 文化的に和を重んじ清貧を良しとすることでお金にネガティブなイメージを伝統的に植えつけられてきた。 一方、中国、ヨーロッパ、中近東などは、戦争と侵略と破壊の歴史を持ち、常に他人との線引き、駆け引き、競争による優位性の確保を行ってきた。 そのなかでお金は他者との優位性を築くために必要なものであった。 お金で幸せは買えないと言うが、お金がないと幸せな環境を作ることは出来ない。 夫婦間においてもお金の話題に苦痛を伴わなくなったときから夫婦の円満が付いてきます。 (私も一時期は借金の返済で夫婦間がギクシャクしていた時期がありました) お金は人生を円滑に廻すために必要なものです。 やせ我慢せずにお金を使えれば変なストレスを一つ減らせることが出来ます。 結局のところ、不自由しない程度のお金を稼いで、少しは気楽に人生をエンジョイしましょう。 最近読んだこれらの本がお金に対する人生観を考える上で大変参考になります。 ■ユダヤ人金儲けの知恵 ユダヤ人のように考えろ! 著者は、米シアーズ・ローバック社から、優れたビジネスマンに贈られる最優秀賞「アワード・オブ・エクセレンス」を受賞した数少ない日本人。多くのユダヤ人を友に持つ著者だから書けたユダヤ人金儲け哲学の本質。 【目次】 第1章 金儲けをするための7つの大法則(商売に熱中しろ!/金儲けは積極的な善だ! ほか)/第2章 お金の本質を知る7つの秘訣(自分の存在を保証するもの、それはお金/幸福は買えない、しかし、お金は助けてくれる ほか)/第3章 金儲けの仕方、それは交渉と駆け引き(交渉にユダヤ人の真髄あり/交渉とは ほか)/その根底となる4大鉄則(契約を尊重する/だますな、だまされるな ほか)/第4章 ユダヤ人に学ぶ駆け引きのテクニック(力関係を見極める/知識があれば有利に働く ほか) ■中国商人 儲けの知恵 一代で巨富を築き上げた胡雪岩・商売79の秘訣 中国・台湾・韓国の経営者・ビジネスマンから今最も崇拝される男の飽くなき利潤追求の手法、日本初公開。 【目次】 立志成功の極意/情勢を探る技術の極意/変化を洞察する極意/果敢に打って出る極意/巧妙に対応する極意/頭脳を活用する極意/勇敢に挑戦する極意/信義を重んじる極意/物事にくよくよせず前向きになる極意/ブランドを築く極意/商売を活性化させる極意/計略で財を作り出す極意/競争手段の極意/規則を守る極意/人を判断する極意/人を使う秘訣の極意/他人を助けて自分を助ける極意/部下のやる気を引き出す極意/人間関係をよくする極意/善のために私心を捨てる極意 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.12.09 07:01:05
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