テーマ:スイスの生活(411)
カテゴリ:ドイツ語学校
ちょっと肌寒い雨のチューリッヒです。
去年の秋、仕事に一区切りついてから、 夢だったところへ旅行し、その後日本で妹の結婚式を祝った。 いろんなことがあって、12月にはスイスにまた帰ってきてたのに、冬の間何してたの?って言われると、残念ながら特に記憶に残ってない。 前に行ってた学校の続きのコースに行きたくて、何度か電話してみたけど、 そのたびに「最低人数に達しないため、開講できません。」って断られてた。 それで、自分では『やれるだけのことはした!』という勝手な充実感を得て、寒い冬をうちの中でひっそりと越えたんだろう。(DVD見る、本読む、ぐーたら中心。) しかーし! 春になってさすがに危機感をおぼえるようになってきた。 あったかい日に家にいるのはすっごくもったいない気がするし、 かといってぷらぷらしてるのもちょっと気が引ける。 今の自分に何が必要なのか考えてみたところ・・・ 「スイスジャーマンがわかるようになること」 では?と判明。 今は時間もあるし、これからもチューリッヒに住んでくつもりだし、 それだったらスイスジャーマンがわかるほうがいいに決まってる。 仕事もまたしたいと思うし、それには絶対必要だ。 スイスって本当に言葉は面倒。 ドイツ語ができたって、結局人々のしゃべる言葉はスイスジャーマンだから、理解するのがすごい大変。 それにちょっと南行ったり、ジュネーブ行ったりしたら、もうドイツ語使えないし! でもぶつくさ言ってても、解決しないので、 ここはもう春の勢いに任せて、腹をくくることに決めたんです。 というわけで、スイスジャーマンの学校に行くことにした。 スイスジャーマンといっても、地域によっていろいろな方言があって、 もちろんわたしはここチューリッヒの「チューリッヒジャーマン」になる。 仕事の関係でトータル1年半、ベルン州に住んでいたため、 わたしがスイスジャーマンをしゃべると、自動的にベルンのいなかくさ~い訛りが出る。 でもまぁ、これでもゼロよりはマシだし、チューリッヒジャーマンと共通のことばもたくさんあるんだけど。 小さな違いだとたとえば、 ドイツ語で、「Japanerin(ヤパ-ネリン)」=日本人(女性) スイスでは、「Japaaneri(ヤパーネリ)」となり、aをのばして語尾のnを省く。 大きな違いだと、 ドイツ語で、「zuhoeren(ツーヘーレン)」=聞く スイスでは、「lose(ロセ)」。 とか、 ドイツ語で、「einkaufen(アインカォフェン)」=買い物をする スイスでは、「poschte(ポシュテ)」。 と、とにかく 状態。 あんまり必死にやっちゃうと、せっかく学んだ本当のドイツ語とごっちゃまぜになりそうなので、 適度に取り組んでこうと思ってる。 しゃべれるようになりたいんじゃなくて、 ただ、理解できればそれで十分だから・・ 春になると新しいコトを始めたくなる、 それを利用して、ここにこぎつけることができた自分に拍手です。 SHIKIはベルン州出身だから、わたしにもベルンジャーマンをしゃべって欲しいみたいだけど・・ 使えないものは習っても仕方ないのよ、現実を受け入れてね。 ・・たしかに彼が東京弁の学校にお金払って行ってたら、 受け入れるまで少し時間かかるかも。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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