とりあえずやってみよ♪ (台所育児、絵本 etc...)

　小児科や保健センターなどへ行くと、必ずと言って良いほど
アンパンマンの縫いぐるみがあり、アンパンマンの絵が壁に貼ってある。

　看護士さんや保健士さんも、子供が泣くのをアンパンマンで気を引いて静めようとする。

　それだけ、アンパンマンは子供に人気があるのだろう。

　ところが、うちのチビちゃんはつい数ヶ月前までアンパンマンを知らなかった。
だから、アンパンマンであやされても、訳の分からない丸顔を突き付けられ、
怯えて余計にひどく泣きわめくだけだった。

　こんなことを繰り返していても生産性がないので、
しかたなくチビちゃんにアンパンマンを教えることにした。

　私としては、「子供＝アンパンマン好き」という固定観念は捨ててほしいな～
と思っていたが、結局どこへ行っても「「子供＝アンパンマン好き」の公式が成立している。

　たまたま新聞広告欄に「地球を守れ！　アンパンマン」というキャンペーンで、
エコライフのすすめについてアンパンマンの楽しい絵で解説されていた。
その部分を切り取って、チビちゃんのお食事椅子からよく見える冷蔵庫に磁石で貼った。

　そして、チビちゃんにアンパンマンを教えてあげた。

　するとそれ以来、どこに行ってもいち早く見つけ「あ、アンパンマンだ！」。
保健センターでも、誰よりも早く誰よりも大きな声で、
「あ、アンパンマン、アンパンマン！」。

　テレビで一度も見たことないくせに、「そんなにアンパンマンが好きなんだ～」と
保育士さんに言われてしまった。

　だいたい、「アンパンマン」はテレビでいつどこでやってるかも知らないのに。
チビちゃんの表現は何かとオーバーリアクションなので、
誰よりもアンパンマンが好きなように見える。

　学生時代、私は子供を引率してキャンプなどへ行くボランティアに参加していた。
子供達と話を合わせるために、「アンパンマン」を見ていたが、
バイキンマンのしつこく陰湿な悪さがどうも気に入らなかった記憶がある。

　それはさておき、
最近日中の暑さで疲れてるのか、チビちゃんはご飯の食いっぷりが落ちてきた。

　チビちゃんの運動量はすごいので、私としてはもうちょっと食べてほしいな
と言うときにアンパンマンのふりかけで気を引くことにした。
↓


　たぶん、持ってる方多いのではなかろうか。
これがかなりの効果を成すのだ。

　こんなに間違いなく子供達に愛されるキャラクターを生み出した
やなせさんってすごい人だ。

　しかしこのふりかけ、バイキンマンバージョンが売られていることに驚いたのだが、
果たしてバイキンマンを選ぶ人は何％いるのだろうか