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カテゴリ:本とかマンガとか映画のハナシ
最近、図書館にちょくちょく通ってます。 1冊借りると、返却に行った時にまた新しいのを借りてしまう。 レンタルビデオと同じですね。 人気の伊坂幸太郎をいっちょ読んでみようかなと棚を探してみたら、 発見したのがこの本。 聞き覚えのあるタイトル・・・ ビデオ屋さんで新作に並んでた作品でした。 「あ、これこの人の本が原作だったんだ」 て、ことですぐに手に取りました。 はじめにDVDのパッケージを見てたから この人物がたぶん瑛太なんだろうな、とか 主人公はたぶんあの子・・とか(名前知らなくてすいません) 思い浮かべながら読みました。 2年前と現在が交互に登場するストーリー。 序盤は謎めいた出来事の羅列。 それが終盤にかけてどんどんつながっていく。 そしておどろいたどんでん返し。 えぇ!そういうこと! みたいな。 切ないけど暗くない。 むしろ読後感はいい。 あ、でもちょっとやっぱり寂しいかな・・。 「ミステリ」ということですが、 恐いとかハラハラという感じとはちょっと違って。 意味ありげな記号のひとつひとつを 少しずつくみあわせてきちんとさせていく感じがしました。 若者が己の快楽の為に動物を殺す、ペット殺し。 最近ならニュースでそういうの聞いてもおかしくない。 そんなリアルな部分もありながら 個性的な登場人物や そのふしぎな出会いがもたらす物語は なんだか小さなファンタジーな気がします。 うーん・・・何か上手く書けなくてもどかしいのですが、 感想はそんなところです。 とりあえずDVD、ますます見たくなりました。 どんでん返しの部分、 どうなってるのか確かめたいのです・・・。 早く新作料金じゃなくなってほしいな(笑)。 「アヒルと鴨のコインロッカー」/伊坂幸太郎 引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。 初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。 彼の標的は―たった一冊の広辞苑。 僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、 書店強盗は訪問販売とは訳が違う。 しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。 「アヒルと鴨のコインロッカー」(DVD) 大ベストセラー作家・伊坂幸太郎の同名小説を、濱田岳、瑛太、関めぐみ共演で映画化。 伊坂幸太郎も絶賛した、日本中に切なさと爽やかな感動の嵐を巻き起こした青春ミステリー映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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