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昼前、病院へ行こうと思って部屋を出た。
外の駐車場で、クロネコ(ファルコーネ)が顔を洗っていた。あたりをよく見ると、植え込みの奥の方で小さくなっている白いものを発見。ウチの(?)ネコだ。あきらかにファルコーネに狙われている。恋の季節らしい。 近くまで寄っていくと、茂みから出てきて足下にまとわりついてきた。 そのまま部屋に連れ込み、足を洗い、エサを与えた。 ひとしきり食べ終わると、死んだように眠る。12時間ほど眠り続けただろう。 夜になると、また野生が呼んでいるらしく、ドアの前で鳴き出した。 やはり、血には勝てない。再びお別れをして、外に出すと、通路をダッシュし、階段を下りていく。階段下で、そのネコちゃんとは思えないほどの「けだもの」のような叫び声を上げ、暗やみに消えていった。 うーん、これが「盛り」なのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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