××ずに死ねるか

今日は、早起きしてマカオの友人を訪ねる。
朝、出かける直前に「自然に呼ばれ」10分の遅れ。その後、友人の父から、明日の打ち合わせの電話が入りさらに5分遅れ。
運が悪いことに、その間に大雨が降り出した。待ち合わせ場所までタクシーで行くことに（当然私のおごりらしい）。その結果、大渋滞に巻き込まれ、大迂回を敢行され、通常ならば1000円ぐらいのところを3800円ぐらい払う。それでも大遅刻。イテテ。近くの駅までタクシーであとは地下鉄なら時間までについたなー、と後悔先に立たず。
この後の飲茶がキャンセルになった。時間についていた人たちごめんね。
マカオ行きフェリー乗り場の澳門茶餐廰で朝食（1500円くらい）をおごる。

少し前のフェリーに変更してもらって、フェリー（ボーイング製ジェット船）に乗り込む。問題は、この後の発生する。天気が悪く、船が大揺れ。客の多くがリバース。連れのひとりもリバース。私もリバースゲージ90%まで到達するも我慢した。

そんなゲロゲロの直後なのに、マカオの六棉酒家で飲茶。これで良いのか？と思いながらも食べまくる。当然のように私のおごり（でも、安くて3000円くらいだった）。

その後、映画『スパルタンX』でジャッキーが戦ったセナド広場を通過し、2年前に工事中でかけられたホロに写真が印刷されていた大三巴牌坊(セントポール大聖堂)を訪問。ああ、これが本物の大三巴！
文化会館（質屋博物館）などを見学し、タクシーで友人との待ち合わせ場所に向かおうとするが、タクシーが捕まらない。ホテルの前なら捕まるだろうと澳門英皇酒店の前に行くが、ホテルのにーさんたちはタクシーを止めるという仕事はしないらしく、なかなかタクシーが拾えない。
1台を確保し半数を現地に送り出した後、さらにタクシーを待つが、どんどん横入りされてしまう。見かねた広東語のおじさん（ただのタクシー待ちの客）が、「○×△◎・・・（想像「もっと強引に行かなきゃダメだ！」」と話しかけてきて、その上タクシーを止めてくれ、乗り込もうとする中国人（多分）を制止し、我々を乗せてくれる。ありがとう、広東語のおじさん！

移動中、タクシーの運転手さんが「チャイナ！」と言って対岸を指さす。たしかに、あちらは珠海市（中国）なんだな。無事に、待ち合わせ場所の「海湾餐廰」（マカオ料理／ポルトガル料理風）に着くと、友人はすでにスタンバイ。2年ぶりの再会だ。
料理を選んでいると、もうひとりのお友達（作家）が登場。この方とは初対面。
豚の丸焼きやサンガリア（ワインベースのカクテル）他を堪能しながら、謎の会話を楽しむ。作家さんとは、意気投合してしまい「いつこの世界が終わるか」などという哲学的な会話を楽しむ。
支払い（約3万円）は、当然私のおごり・・・となりそうな雰囲気もあったが、それではあまりにもたまらないので、ここはLet's go Dutch!となった。

帰りの船も揺れたなぁ。

しかし、10分の「自然」の代償はでかかった。