愛すべきトホホ達 IN AUS (2)
オーストラリアで出会ったAussieには、計算が苦手な人が多かった気がします。あまりの大ボケ振りに、最初は冗談かとも思ったのですがどうやら彼ら 本気で計算が弱かったようです。(注・私もかなりの算数ダメダメですが、それ以上のレベルの話)●某女性店員さんある日、買い物をしました。店員さん「合計で、10ドル20セントのお買い上げね」手元に10ドル札がなかったので、20ドル札とちょうどの小銭で、合計20ドル20セントを店員さんに手渡しました。次の瞬間、店員さん固まった!!店員さん「・・・20ドルで足りるわよ?20セントは要らないわ~」私「いや、その方がお釣も簡単でしょ?」店員さん「合計は10ドル20セントなのよ?20ドルで足りるのよ」まるで、子どもを諭すかのような優しい口調。私「あの~、私、お釣は10ドル札1枚で欲しいんだけど」店員さん「は?」 私「だから・・・(説明中)・・・」ようやく事の次第を納得してくれた店員さん。店員さん「あなた、とってもお利口さんねぇ!」お釣の10ドル札と、とびきりのスマイル(^^)をくれました。おいおい・・・(汗)誉められても、あんまり嬉しくなかったよ・・・。● クラスメートのA君(当時20歳)の場合クラスで何かの拍子に、時差を使って 現地時間を割り出すことになった。先生「東京が午後2時の時、ヨーロッパのX市は何時?時差は8時間ね」東京時間(午後2時)から、8時間引けば答が出る。ゆえに、X市は<午前6時>。ほとんどの学生が、即座に正解を出している中、A君はただひとり、「?????」な顔。A君「これ、すごく難しいです」先生「どうして?」すると、A君。大真面目な顔で一言。A君「地球は自転しているから・・・計算し辛いよ」おい!?正気か、A君!?地球が自転してようが、公転してようが、そんな事、時差には一切関係ないんだよ!!??(比較的)計算に強いアジア人留学生達で一斉に突っ込みを入れました。今思うと、計算できなかった言い訳だったのだろうか??そうであって欲しい・・・。(こちらは、計算自体の問題ではないんだけど・・・)●クラスメートSちゃん(当時24歳)の場合彼女、かなり大柄な女性。とっても、とってもふくよかな方。クラスで計算問題を解いていた時の話。何度やっても、いつもみんなの答と合わないSちゃん。Sちゃん「どうして私だけ答が違うのかしら・・・」先生「もう一度やってごらんなさい」先生に促されて、最初から計算し直すSちゃん。Sちゃん「やっぱり、毎回答が違うわぁ」すると、計算をし直している間Sちゃんの手元をジィィィ~と見ていた他の生徒が一言。「あなた、(計算機の)違うボタンを押してるわよ」・・・そうです。Sちゃんってば、指が太・・・大きすぎて毎回違う数字のボタンを押してたんです!!Sちゃんよ。確かに、その計算機は(あなたには)小さすぎた・・・「もっと大きなボタンの計算機の方が計算し易いわよ」さりげなくフォローする先生の引きつった笑顔、今でもハッキリ覚えてます。今、こうして思い出してもなかなか個性的な人達だったなぁ・・・(遠い目)まだまだ続く・・・かもしれない。