新着記事一覧 | hongming漫筆

秩父

　長瀞ラインくだりの後は秩父へ。　西武秩父駅の近くに泊まった。　荷物を置いてから町をぶらついた。　おそらく昔のメインストリート。歴史を感じる商店街。秩父神社へ続く。　市街の西側の山。　セメントの材料を切り出して山がこんなに削られてしまっている。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.07

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長瀞ラインくだり

　以前から気になっていた長瀞のラインくだりに行ってきた。　駐車場はいくつもあり、無料で利用できるところもある。　チケットを買って乗り場の浜へ。岩場になっていて子供たちが遊んでいる。　平日ではあったが、客は多かった。　船頭さんは声がよく通る。そしてよく焼けている。　いろいろ説明してくれるが、川で流される人が多いという話が印象に残った。　川下りの船頭さんが助けることがしょっちゅうだそうだ。ちょうど川に入って遊んでいた若い人たちに声をかけて注意していた。　立ち入り禁止になっている浜もあった。　川を下った船はどうするのかというと、こうやって上流へ運ぶのであった。　乗った場所まではバスで送ってくれる。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.06

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八溝山展望台

　福島県、茨城県、栃木県にまたがる八溝山。　車で頂上まで行けるというので、帰省のついでに寄ってきた。　山道を延々と登っていくと、駐車場がある。　その駐車場にはトイレがあった。　お城の形の展望台。無料。　展望台からの眺め。　大子町観光協会のサイト　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.05

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大円寺山荘

　一人テント泊の翌日は、男体山へ。体力に余裕がなかったので登山はあきらめて蕎麦だけたべることにした。　山道をどんどん登っていく。よくこんな所に家を建てたなと思うような所に家がある。　天ぷら蕎麦を食べた。　いろいろな野菜の天ぷら付き。食べても何の天ぷらかわからないものもある。　「大円寺山荘」で検索すれば、口コミがいろいろ出てくる。　ａｕは圏外だった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.04

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辰ノ口親水公園キャンプ場

　月居山を歩いた後は、テント泊。　利用したのは「辰ノ口親水公園」。　公園の一角がキャンプ場というか、キャンプコーナーになっており、無料でキャンプできる。　受付は食堂のある建物で。簡単な受付で済む。　トイレは少し離れたところにある。　水道は、写真に写っているのが一つだけ。炊事のための施設はない。　利用者は私一人だった。　夕食と翌日の朝食の材料。　久慈川に沿った道路にはコンビニもスーパーも100円ショップもある。　ヒグラシのシャワーが聞こえ、秋の風情。　夕方、一度パトカーが巡回に来た。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.03

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懐かしい器具

　月居山から駐車場へ戻る時に、駐車場の横に昔の農機具が並べてあるのに気がついた。　その中に、こんなものがあった。　わかるだろうか。　私の家は農家ではないが、両親とも農家の出身で、親の実家にこれがあった。便利な機械なのだ。　その名は「縄より機」。　二つの漏斗状の穴から藁を入れ、足踏みと両手の動きで簡単に縄をなうことができる。　よくとってあったなあ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.02

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月居山を歩く

　しばらくブログを放置していたが、時間ができたので、夏にあったことをアップしてみる。　７月末には、茨城県の袋田の滝の近くの（「の」が続くな）月居山を歩いてみた。　無料の市営駐車場に車を止めて、洞窟とは川を隔てた方から登る。　写真は、袋田の滝を横から見たところ。　上りは階段が続く。けっこうつらい。　こんな倒木もあった。　頂上を過ぎ、降りていくと、こんな鐘撞き堂があった。　なんと、誰でも鐘を撞くことができる。もちろん撞いてみた。　下りは舗装された遊歩道。こんな風に舗装が欠けているところもある。　山側を歩こう。　暑い日だった。ペットボトルのお茶を持って行ったが、スポーツ飲料にすべきだった。　平日だったせいか、他の人はいなかった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.09.01

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「ゴジラモスラキングギドラ　大怪獣総攻撃」　【監督　金子修介。2001年】

　ゴジラ第1作のみの世界を継承した内容。　モスラもキングギドラもバラゴンも、なんと日本独自の「護国聖獣」なのである。　諸星大二郎の世界とゴジラの融合である。　太平洋戦争の死者の怨念が形となって現れたゴジラを護国聖獣が迎え撃つ。　ただ、バラゴンはタイトルにも出てこない扱いで気の毒。　主役は新山千春で、その父親の防衛軍高官が宇崎竜童。父と娘のドアラマを織り込みつつ、怪獣同士が戦う。　宇崎竜童は初代ゴジラの恐怖の記憶があり、回想シーンに初代ゴジラが出てくる。　そして、防衛軍がゴジラを撃退したことになっているが、実はそうではなかったという真実が明らかにされる。　ゴジラ映画としては非常に異質な感じがするのだが、それもそのはず、監督の金子修介は平成ガメラシリーズの監督だったのだ。　新しい視点を持ち込んだゴジラ映画だ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.07.26

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「ゴジラＶＳメカゴジラ」　【監督　大河原孝夫。1993年】

　このあたりはシリーズになっていて、これだけ見ると、超能力を持つ少女の存在がよくわからない。　また、従来のゴジラシリーズとはつながりがない。　ゴジラの子はミニラではなく、小さなゴジラだ。　ゴジラが托卵していたとは知らなかった。　ラドンも登場し、ゴジラとの戦いがあるものの、最後はラドンも怪獣仲間としてゴジラに力を貸す。　メカゴジラは人類の作り出した武器で、人間の力が怪獣を上回るのか、というところが見せ場。　戦闘機の名が「ガルーダ」。仏典に登場する金翅鳥《こんじちょう》のことであり、これは迦楼羅と音訳もされ、日本のカラス天狗のルーツである。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.07.25

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「ゴジラＶＳデストロイア」　【監督　大河原孝夫。1995年】

　この映画でゴジラに一区切りをつけるというので、子供を連れて見に行った記憶がある。しかし、設定がなんだかよくわからなかった。　今回は、最初の「ゴジラ」を見た後なので、最初の「ゴジラ」の直接の後日談であることがわかる。　驚くべきことに、ヒロインだった河内桃子が同じ役で出ている。　映画館で見た時にはそのことがよくわからなかった。　最後に、ゴジラはメルトダウンを起こし、東京を壊滅させて消滅する。　人間には制御できない核エネルギーをもてあそんだ結果だ。　今の日本の状況は、ゴジラのメッセージに耳を傾けなかった結果だ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.07.24

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「三大怪獣　地球最大の決戦」　【監督　本多猪四郎。1964年】

　宇宙からの侵略者・キングギドラ初登場。ゴジラ、モスラ、ラドンが協力して撃退するというのだが、この映画からゴジラの堕落が始まっているのだ。　地球を守るなどという概念とは無縁の存在のはずだったのに。　ラドンとのやりとりをザ・ピーナッツが通訳して人間に教えるのだが、ほとんど任侠映画。神秘的なこびとが気軽にテレビに出てしまうのにもビックリだ。　改めて見直すと、「ローマの休日」が下敷きになっていることがよくわかる。しかし、盗作というわけではない。設定が違いすぎる。むしろ、東映時代劇にこういう設定があったんじゃないのかな。町人とお姫様、とか。　それでも最後までけっこう真剣に見ちゃうんだよね。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.07.23

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「モスラ対ゴジラ」　【監督　本多猪四郎。1964年】

　最初のゴジラから10年。独立した怪獣だったモスラと戦う、とは言っても、モスラは幼虫でひたすら糸を吐きまくる。　まだゴジラはヒール扱い。　時代を感じさせるのが、小林旭の「渡り鳥」シリーズと同じで、レジャーセンターを作ろうとする連中が悪者、というところ。　それまでの第１次産業の世界から、経済成長とともに新しい世界へ踏み出して行くということなのだが、そのことに対する拒否感と言うよりも、実際に悪い連中がいたのだろう、と思わせる。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.07.22

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「ゴジラ」　【監督　本多猪四郎。1954年】

　NHK-BSのゴジラ特集で見た。　これをちゃんと見たのは初めてかもしれない。　とにかく戦争の記憶が鮮明に残っている時代なので、破壊された町並みや負傷者が運び込まれる病院の様子など、リアルだ。戦時中そのままの様子を再現したのだろう。　ゴジラはあまり出てこない。それがいい。人間ドラマの方を重点的に描いているのだが、とってつけたような人間ドラマではなく、芹沢博士など、ここにも戦争の後がある。それが自然でいやみがない。　核兵器の恐ろしさ、軍拡の愚かさ、科学が武器開発に利用されることへの拒否など、テーマは現代にそのまま通じる。　東京タワーはまだない。放送塔が出てきて、ゴジラが間近に迫りながらも中継を続ける人たちが出てくる。　最後まで逃げない。使命感と言うよりも、人間の力を超えた存在に対しては、なすすべがないということを描いているのだろう。　なるほど傑作だ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.07.09

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「大海原を行く渡り鳥」　【監督　斉藤武市。1960年】

　これも何度目だ。　何度見ても不思議に思うのだが、冒頭で、馬で現れた旭がアメリカン・クラッカーのようなものを持っているのだが、これが武器として役に立っている様子がない。撮影中に設定が変わったのだろうか。　立場上は敵でありながら味方してくれるのは藤村有弘。でたらめ外国語の元祖。非常にいい味を出している。　この映画では、旭の髪が少し短めなのが、突っ立っている。　子供は少年ではなく少女。父親探しというテーマも絡んでいる。ハッピーエンドではないのだが、少女と浅丘ルリ子のその後を想像させる。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.06.24

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横山あきおさん死去

　昨日、俳優の横山あきおさんが亡くなった。　この人のことは、「青空はるお・あきお」だった頃のことを覚えている。　俳優になってからの仕事で一番印象に残っているのは、松田優作の「探偵物語」の屋台のラーメン屋の主人だ。　話自体が変な話で、就寝になる話とは無関係に最初と最後に出てくる。　この人のことは何度か取り上げた。妙に気になる人なのだ。　８３歳かあ。こうして時は過ぎていく。　ご冥福をお祈り申し上げます。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.06.22

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「渡り鳥いつまた帰る」　【監督　斉藤武市。1960年】

　何度見たことだろう。　舞台は佐渡島。　この映画がちょっと雰囲気が違うのは、南田洋子が出ていて、未亡人であり、亡夫の名誉のためにいろいろつらい目に遭っているという「大人の男女の事情」が出てくるところだ。　「ジョー」が宍戸錠ではなく内田良平なのはわかりにくい。　内田良平は吹き替えなしで海に落ちている。　こまどり姉妹が出ている。　何の説明もなく旭が歌う。　子役がいかにもこの時代の子役らしい。「子供はこうだ」という型があって、それにあわせた演出だったのだ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.06.17

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全日本プロレス後楽園大会

　久しぶりに会場に足を運んだ。　前回が去年の７月だからほぼ１年ぶり。　丸１年たたないうちにまたも新体制になった。　試合前には、若いリングアナが二人掛け合いで前説。　墨田区に住むカッパのコタロウが鼓太郎の応援に来たのだが、頭がつかえてリングには入れなかった。　試合の内容は、スポーツナビで。　第１試合　井上雅央　VS　土方隆司。　土方は武藤体制になってからの入団だったけれど、なんとも懐かしい顔合わせ。　ロープブレイクを巡るやりとりで笑わせる。　笑いを取りながらも、キックなどはけっこうきつい。　第２試合　吉江豊・柴田正人　VS　西村修・土肥孝司。　西村は、武藤が全日に入団させたのだが、W-1には行かなかったんだね。　吉江は久しぶり。新日では西村が先輩のはずで、こうなるのだろうと思ったらそうなった。　ヘッドシザースを倒立してはずすのはお約束で、吉江もまねしようとして、という見せ場もあった。　意外に身軽だった。　第３試合　宮原健斗・めんそ～れ親父　VS　真霜拳號・長井満也　おお、長井。懐かしい。昔よりやせたかな。　真霜はメイクしているのだろうか。自分をこう見せようという意識が感じられる。　第４試合　諏訪魔・佐藤光留　VS　KENSO・鈴木秀樹　変態レスラーこと佐藤が面白い。KENSOはそれなりに出番があるのだが、なぜか諏訪魔がいいところなしで終わってしまった。残念。　第５試合　青木篤志・渕正信　VS　金丸義信　VS　ウルティモ・ドラゴン　ジュニアヘビー級のスター特集。　金丸も少しやせたかな。　ウルティモ・ドラゴンは、リングインした渕にきちんと敬意を表して挨拶していたが、試合が始まるとしっかり攻め立てる　渕が元気なのが嬉しい。　第６試合　鈴木鼓太郎　VS　SUSHI　なんと、SUSHIのマスクをまねたものをかぶった子供たちが花道にいた。　家族で見に来ているんだね。みんなかわいい。タッチしてもらっていた。SUSHIは一人にタッチし忘れたのに気づいて、引き返してタッチしていた。　こういうことが大事。　でもルックスでは鼓太郎に勝てないなあ。　コタロウが花道で観戦。　第７試合　大森隆男　VS　秋山準　この試合のレフェリーは和田京平。　どの試合も、その前にVTRで選手の意気込みなどを紹介している。それを見ていて気づいたが、大森は三冠ベルトを巻いたことはなかったのだ。　秋山がひたすら右腕を殺しにかかるという大盛りの予想通りの展開。　試合後、大森は右手を挙げるのも痛そうだった。　秋山の挨拶があるのかと思っていたが、そういうものはなかった。　見ていて感じたのは、秋山は馬場さん時代を知っている、ということ。　何も馬場さんの真似をすることはないし、真似しようもないだろう。　しかし、新体制は回帰でもあるのではないか。外部にも顔が利くだろうし。　両国クラスは難しいだろうが、今日の後楽園ホールは８割ぐらいは入っていた。　大きなことはできなくても、安定した団体になって欲しい。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.06.15

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三瓶明雄さん逝く

　ＤＡＳＨ村でＴＯＫＩＯに農業指導をしていた三瓶明雄さんが亡くなった。　もう１０年以上も続いている企画で、市民農園を借りて野菜を作っている私にはいろいろと勉強になる企画だった。　農作業だけでなく竈作りも大工仕事もなんでもできる達人だった。　８４歳。テレビでは避難生活をしながらも元気そうだった。しかし、ストレスは大きかったろう。　原発事故さえなければ、自ら開拓した土地のある浪江で生涯を終えることができたはず。　心からご冥福をお祈り申し上げます。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.06.07

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右京之介逝く

　昨日、林隆三さんが亡くなった。　まだ７０歳。　林隆三さんと言えば「天下御免」の小野右京之介。　平賀源内が生まれるのが早すぎた男だったのに対し、生まれるのが遅すぎた男。　斬新なドラマだった。　見逃した回もあったのだが、再放送では一部しか放送されなかった。　もう２０年以上前になるが、脚本が出版された時には迷わず買った。　不思議な存在感のある人で、「国盗り物語」の雑賀孫市もよかった。　「水戸黄門」には熟年になってから出た。　こうして時はたっていく。　ご冥福をお祈り申し上げます。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.06.05

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小林駅から木下駅へ

　先週行った木下駅の一つ先の小林駅から歩いてみた。　浅間山神社。公園になっている。富士塚らしい。　田園地帯を歩いて小林牧場へ。休日は馬は仕事らしく、一頭も見られなかった。　この後、平岡自然の家に寄ったのだが、キャンプ場は、市民か市内につとめている人でないと利用できないということだった。　竹袋稲荷神社。閑静だ。　こんな集会所があった。時代を感じさせる。　遊歩道を通って調整池へ。　その途中見かけた看板。そう言われても。字が読めない子は仲良くしてねと言っていると思うかもしれない。　木下駅は、単線の成田線のすれ違いのための駅でもある。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.25

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木下へ

　「木下」と書いて「きのした」ではなく「きおろし」と読む。　ＮＰＯが運営する「ぶらり川めぐり」の船に乗ってみた。橋の下を通ることが多い。　前方にカワウがいた。木下公園から利根川を望む。公園に水道がないのが残念。　利根川の土手を歩く。遠く筑波山が見える。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.19

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上野の黒門

　荒川区の円通寺に彰義隊の墓があるというので、近くに行ったついでに寄ってみた。　お墓のほかに、上野から移築された黒門がある。　銃弾の跡が残っている。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.18

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ナガバオモダカの花

　スーパーでもらってきた発泡スチロールの池もどきにナガバオモダカを鉢植えにして入れてある。　それに花が咲いた。　白い可憐な花だ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.17

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伊豆ケ岳

　飯能に一泊した後は伊豆ケ岳へ。　途中の茶屋で、月下美人の花をつけた焼酎を飲んだ。400円。かなり強い。漬け物はサービス。　これは帰りに飲むべきものだ。　正丸駅から見て右側のコースを選んで登った。途中、ガスがかかる。　頂上から正丸駅に降りる予定だったのだが、余力があったので、思い立って吾野駅まで歩くことにした。　これは失敗。ちゃんとした地図を用意してなかったので、案内板に頼って道を選んだが、迷わなかったのはまったく僥倖と言っていい。こんなことをしてはいけない。　無事に子の権現に到着。お土産に饅頭を買った。　ここからは下り。　セーラームーンかかし。後ろにウルトラマンも見える。　吾野駅でこんなものを売っていた。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.09

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ビジネスホテルおがわ

　飯能で一泊。　ホテルの外観などは、楽天トラベルのサイトを見て欲しい。　和室に布団が敷いてあり、テレビがあるだけのシンプルな部屋。　洗濯物を干すためのロープが張ってあるのが便利。　夕食。わずか500円でこれだけの料理が出る。このほかに、味噌汁と果物があった。　ビール500円、日本酒300円。　朝食。　納豆がないのが残念だが、これで納豆があったら、何膳食べるかわからない。　禁煙室ではなかったが、たばこ臭くはなかった。大浴場も快適。　とにかく安くてのんびりできて満腹できて満足。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.08

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八国山緑地

　東京に入って八石山緑地を歩いた。　将軍塚などはいろいろなところで紹介されているので省略。　二つ池の横を通って広場に出たら、こんなものがあった。気が利いている。　西武園駅。　ここから電車には乗らず、ダム沿いに歩いて西武球場から電車に乗った。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.05.07

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鳩峯八幡神社と水天宮

　荒幡富士からコルフ場沿いに歩いて行き、山を迂回して参道へ。　こんな休息所があった。　これも詳しくは所沢市観光協会のサイトで。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.06

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荒幡富士

　ゴールデンウィークの最後に、飯能方面へ。　これは所沢市の荒幡富士。　人工の富士山。　頂上のほこら。　詳しくは、所沢市観光協会のサイトで。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.05.05

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「丹下左膳　百万両の壺」　【監督　津田豊滋。2004年】

　コミカルなタイプの丹下左膳。かつてヒットした映画のリメイク。テレビで中村獅童がやったのも面白かったが、これもよくできている。　なぜあの体になったかというところははっきりは説明されていない。　軽妙でありながら映像は重厚。　出演者では、野村宏伸を久しぶりに見た。　同棲相手は和久井映見。この人、東山の必殺でも同じような役だが、こういう役がうまいなあ。　こういう映画を作ろうという志がすばらしい。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　　

2014.05.03

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「大奥～永遠～」　【監督　金子文紀。2012年】

　男女逆転大奥物語。　桂昌院も柳沢吉保も男女逆転。　菅野美穂が綱吉で、元禄の政治状況を生かしながらオリジナルの話になっている。　見ていて気になるのは、菅野美穂の演技。不思議なのだ。うまいとか下手とか言うのではない。菅野美穂だなあと思う。　陰謀渦巻く物語でありながら、結局は男女の愛に決着するのであった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.04.30

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「マーサの読書録」再公開

　ＶＥＣＴＯＲで公開していた、私が作ったフリーソフト「マーサの読書録」は、ヘルプファイルが新しいヘルプファイル形式ではないため、公開を中止していました。　最近、興味を持って問い合わせてくださった方があり、検索したら、いくつかのサイトで紹介されていることがわかりました。　今回、圧縮形式をLZHからZIPに変更し、再公開することにいたしました。　ただし、ヘルプファイルは古い形式のままなので、利用できません。　直感的にわかるように作ったつもりなので、ヘルプファイルがなくてもご利用いただけると思います。　VECTORの公開ページ　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.04.14

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粂八逝く

　蟹江敬三さんが亡くなった。　善悪色々な役でこの人を見た。　印象に残る役者だった。　一番長く演じたのは、「鬼平犯科帳」の小房の粂八だろう。　相模の彦十の江戸屋猫八さんがなくなり、長門裕之さんを代役としていたが、長門さんも亡くなった。　もはや、時々スペシャルで作っていた「鬼平犯科帳」ももう作れないだろう。　６９歳。あまりにも惜しい。　ご冥福を祈ります。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.04.05

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「太田裕美40周年ライブＳＰ～音楽と歩いた青春～」　【ＢＳＪＡＰＡＮ。３月30日】

　太田裕美がデビュー40周年！　え、40年？　まさか、と思ったが考えてみると40年だ。　大野真澄、伊勢正三とのユニットで活動しているとは知らなかった。新鮮な顔合わせだ。　「赤いハイヒール」や「ドール」など、ああそうだ、こういう歌もあった、と懐かしかった。　年齢を考えればおばさんのはずなのだが、たたずまいがかわいらしい。　太田裕美の歌を聴いていて思い出したことがある。　高校生だった時。　暗くなってから電車に乗っていた。　ボックス席の通路側。　斜め前の窓際の籍には、おそらく２０代前半くらいの女性が座っていた。　その人はトマトを食べていた。　そして小声で歌を歌っていた。　それが太田裕美の歌だった。「赤いハイヒール」だったような気がする。　あの人は、どんなことを考えていたのだろう。　公式サイト　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.31

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変体仮名看板

　江ノ島駅の近く。　「竹宇知牛肉店」。　「肉店」ではなく「牛肉店」というのも珍しい。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.23

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江ノ島

　生まれて初めて江ノ島へ行った。藤沢から江ノ電で行ったのだが、人がいっぱいいて驚いた。　島へ渡る途中、富士山が見えた。　面積は狭いのに、急な階段がいくつもあって、登ったり降りたりしなくてはならない。　けっこう疲れた。　帰りに江ノ島駅のホームでみたジオラマ。　ただ趣味で作られたものではなく、夢を実現できずに生涯を終えた少年にまつわる物語があった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.22

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「宮本武蔵」（第２夜）　【テレビ朝日。2014年３月16日】

　吉岡一門やら宝蔵院やら忙しく話は進む。　吉岡清十郎の松田翔太はなかなかいい。　最初は松田翔太はむしろ小次郎だろうと思ったのだが、小次郎が善人の設定なので今回は合わない。　伊織がちょっとだけ出て来るのだが、それがなんと鈴木福。無理があるだろう。　鈴木福を出すための設定か。　夏帆の朱実もあんまり出番がない。　最後はもちろん舟島の決闘。最後まで小次郎は善人なのだ。　決闘が終わるや唐突にドラマも終わる。　力が入っていることもわかるし、出演者が豪華だとは思うのだが、やっぱり、なんで今更「宮本武蔵」なのだろうと思ってしまう。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.17

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「宮本武蔵」（第１夜）　【テレビ朝日。2014年３月１５日】

　テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャルなのだそうだ。　なぜ今更「宮本武蔵」なのだ。　映画でもドラマでも何度も映像化されているのに。　もっとほかになかったのかなあ、と思いながらも見た。　なるほど、又八がユースケ・サンタマリアというは適役だ。　お杉婆が倍賞美津子というのも合いすぎている。　話はかなりはしょってある。二夜で終わらせるのだからそうだろう。　その分テンポ良く進むのだが、原作を知らない人にはなぜこうなるのかわからないところもあるだろう。　お甲（高岡早紀）と朱実（夏帆）は、いっそのこと削ってしまっても良かったのではないか。　特に朱実が夏帆なのは不自然で、夏帆はむしろお通だろう。　姫路城内で筋トレしていたのにはおどろいた。　肉体ではなく精神を磨いたはず。　小次郎（沢村一樹）がいい人なのは新鮮。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.16

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雨情の宿　新つた

　帰郷のついでに一泊。　写真の通り、大きな温泉宿なのだが、なぜかビジネスホテル仕様のシングルの部屋がある。　天然温泉に入れてビジネスホテル並の料金。ただ、LANは来ていないのが不思議。　夕食は町で食べたが、寂れた感じは否めない。しかし、努力は感じられる。　朝食はいかにも和風旅館らしいメニュー。納豆がないのが珍しかった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.03.10

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「剱岳　点の記」　【監督　木村大作。2009年】

　地元の人たちが、「この山は登れない」と言っていた剱岳。　地図作成のための測量点設置のために、謀本部陸地測量部が決死の覚悟で山に挑む。　もちろん、ありがちな「人間ドラマ」もたっぷり描かれているのだが、なにしろ剱岳の映像が迫力がありすぎて、人間の存在など消し飛んでしまう。　氷河もあるような山なのだ。　死ぬ思いで登ってみたら、という結末はあっさり描かれている。　この映画、撮影だけで命がけだということはよくわかる。　一番目立つのは香川照之。この人、どんなものにも出るんだなあ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.03.09

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「僕の死に方」　【金子哲雄】

　副題は「エンディングダイアリー５００日」。　「肺カプチノイド」という難病で、41才で亡くなった著者が、死の宣告を受けてから、意識がある間に書いたもの。　「流通ジャーナリスト」として売れていくまでの過程は読んでいて楽しい。　しかし、宣告を受け、どんどん悪化していく病状と戦いながら仕事をこなしていく様子は痛々しい。　その仕事が負担になったわけではなく、仕事があったからこそ長く生きたことができたらしい。　金子哲雄さんを初めて見たのは「クマグス」という番組だった。「値切りクマグス」という肩書きで登場していた。　その後、いろいろな番組に出ているらしいことがわかった。　自分の状況を冷静に受け入れたからこそ言える言葉もある。無責任に「がんばれ」と言ってしまことが相手を傷つけることも書いてある。　「周囲には、すごく努力を重ねれば必ず突破できるという信念を持った人が多い。」(p155)　という文章がある。こういう考え方が、努力では越えられない壁を持った人をいかに傷つけるか、一人でも多くの人に考えて欲しい。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.03.06

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筑波海軍航空隊記念館

　映画「永遠の０」の公開に合わせて、筑波海軍航空隊の建物が記念館として公開された。　映画の撮影にも使われている。　今では病院の広大な敷地になっているのが、航空隊の敷地だったらしい。　よく子の建物が残っていたものだ。昔の建物はどっしりしている。　内部には、こんなふうに、撮影に使われた場面の説明がある。　映画の感想で書いたが、特攻を徹底的に否定した珍しい戦争映画だった。　入り口においてある、ガラスで作った零戦のアクセサリーにまつわる物語も胸を打つ。　公式サイト　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.03

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水戸ステーションホテル

　水戸偕楽園の梅祭りを見た後、一泊。　名前からすると駅に隣接しているかのようだが、少しは歩く。しかし、建物はわかりやすい。　敷地は広くはないので、フロントはこぢんまりしている。　最上階は、昔はレストランだったのだろうが、今はフリースペースになっている。眺望がいい。　朝食は和食も洋食もあり、品数は多くはないが、この低料金でこれだけのサービスをしてくれたら大満足だ。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.03.02

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水戸の梅まつり

　水戸の偕楽園へ梅を見に行ってきた。　子の季節だけ臨時に営業する偕楽園駅で降りたら、ホームにこの二人がいた。　「写真を撮ってもいいですか」と声をかけたら、すぐにこのポーズを取った。慣れているのだ。　梅はまだあまり咲いていなかった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.03.01

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変体仮名看板

　土浦で見かけたもの。　「ときわ木」。「当」の崩し字を使っている。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.02.23

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土浦へ行ってきた

　土浦市へ雛飾りを見に行ってきた。　亀城へ向かう途中、こんなものがあった。　北京の北海公園に、これをもっとけばけばしくしたようなものがあったはず。　サルビアおじさん。何なのかわからないが、あちこちで見かけた。　土浦は、霞ヶ浦の方しか行ったことがなかったので、城下町として意識したことはなかったが、昔の町並みがかなり保存されているようだった。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.02.22

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「お笑い男の星座」　【浅草キッド】

　梶原一騎の「男の星座」になぞらえて、自分たちの歴史を語る、という訳ではない。　「ＴＶブロス」という雑誌に連載したものに大幅に加筆したものだそうだ。　前書きの後は、高田がヒクソン・グレーシーに敗れたところから始まり、桜庭和志がホイス・グレーシーを破ったところで終わるかと思いきや、そのあとに、船木誠勝がヒクソン・グレーシーに敗れた話があり、引退にまつわるビートたけしの話があって終わる。　プロレスに関して、リアルタイムであれこれ書いていて、当時のことが懐かしく思い出される。　プロレス以外では、爆笑問題との確執が面白かった。ほんとうに仲が悪いのだろう。　こういうこともあるんだな。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.02.21

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変体仮名看板

　京橋で見かけた。　「きょうばし」の「ば」に、「者」の草書体に濁点をつけたものを使っている。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ　

2014.02.19

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「新網走番外地　流人岬の血斗」　【監督　降旗康男。1969年】

　タイトルからは想像がつかないが四国が舞台。網走刑務所から四国の造船所に送られ、更正のために働くことになった主人公。「網走」は言葉に出てくるだけ。　志村喬が演じる社長は、ひたすら善意の人。主人公も、短気で学はないが、町で火事が起こると消火に駆けつけ、子供を救い出す。「困った時はお互い様じゃねえか」などと言う。こんな男がどうして刑務所に入っていたんだ。　同じ寮にいる男の事情を知り、あれこれと手助けもする。　みんな犯罪者なのに、善人ばかり。　一番驚くのは、「流人岬」などというものが全く出てこないこと。　ビルの中で主人公が暴れ回り、暴力団を壊滅させてしまう。　女と子供に慕われるのは旭の「渡り鳥」のようだが、こっちのほうが東映らしく泥臭い。　しかし、爽快感がある。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.02.18

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「新網走番外地」　【監督　マキノ雅弘。1968年】

　あの大傑作「網走番外地」のシリーズのようなタイトルではあるが、全くつながりはない。監督も違う。　ただ網走刑務所が出てくるだけ。　戦後、復員してきた主人公が母や妹を探し求める話が根底にあり、長門裕之、三橋達也と組んで暴力団と戦う。　とにかく、肉親への情はあつい。　最後は、誰も幸せにはならない。怒りを爆発させ、悪い奴らを掃討し、再び網走送りになる。　かといって任侠映画ではない。主人公はやくざになりきっていない。どこにも所属していないのだ。義理人情ではなく、自分の正義感で行動する。　湿っぽくなく、からっとしているのがいい。　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.02.17

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［星新一ミステリーＳＰ」　【フジテレビ。２月15日】

　なぜ今なのかわからないが、星新一の作品をオムニバスドラマ化。　中学生から大学生にかけて、ほとんどの作品を読んだはずなのだが、きれいさっぱり忘れているので、どの話も楽しめた。　出演者では、意外に佐々木希と壇蜜がよかった。　二人とも無機質な感じで星新一の作品にあっている。　しかし。　「ミステリー」とはどういうことだ。「ＳＦ」だろう。　しかも、冒頭のナレーションで「ミステリーの原点とも言われる」などと言っていた。　初耳だ。そんなことを言ったら江戸川乱歩はどうなるのだ。　それだけが残念。　公式サイト　楽天会員以外の方のコメントは「輾転反側掲示板」へ

2014.02.16

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