ほぬと愉快な家族達

アタシじゃないんですよ。

先日の連休、ママ友から電話がかかってきて
「ユリリンさぁ～ん、申し訳ないんだけど3万円貸してくれないかしらぁ～？ダンナがキャッシュカード持って出張に行っちゃったの」
…ダンナさんがキャッシュカード持ってるって珍しいなぁ～。
「火曜日には帰ってくるから、帰ってきたらお返ししますから～」
火曜日っすかぁ～…。3万っすかぁ～…。
「これからちょっと病院へ行くんだけど、多分ＭＲＩ撮るからお金が必要で～、親に電話したんだけどつながらなくって～」
あらま～、そりゃ大変だぁ～。
「どうですかぁ～」
「あ～、今そんなに手持ちないんだわぁ～。こっちも銀行にこれから行こうと思ってたくらいだから～。」
「そっか～、ごめんねぇ～。ヘンな電話しちゃって～。忘れてくださいねぇ～。」
…ごめんなさい、こんなところに書いてしまいました（笑）。

アタシがもしこういう状態になったら、間違いなくクレジットカードのキャッシングを利用するよ。
短期で借りるならそれでもいっか～って思うし、貯金はいくつかの口座に分割して入れてるから、どこか1箇所がアウトでも他でおろせるからＯＫ～ってしてるんだけど…。
あまり人様の預貯金事情を聞くのも失礼だから聞かなかったけど、珍しいパターンじゃないかな～と思うのよ。アタシは。

電話を切った後で冷静になって考えてみたのだ。
ＭＲＩって1万円くらいだってそーいや聞いたことあるんだけど…。
なんで3万なんだ？1万5千円だったとしてもだ、残りの半分は何に使うんだ
ダンナが帰ってくるまでの生活費か
いや、生活費ならダンナが出張する前におろしてるだろう～普通はさ～。
…なんで3万なんだっ

そのママ友とは、アタシ的にはそんな「すっご～く仲がいい」訳じゃないのだ。
アタシよりも仲がいい（とみんなから思われてる）ママ友にもきっと連絡したんだろうな～と思って、そのママ友に聞いたのだ。
「…実は～、口止めされてたんだけど…アタシお金貸したんだよね～。」
えっじゃぁアタシがダメだからアナタから借りたのかしらっ
「ううん～。実はアタシが貸したのは2週間くらい前なの」
なんですとっ　いくら貸したのっ
「アタシも3万って言われたんだけど、2万しか貸せないって言って2万円」
しかも2回目だそうな。
2回目は、先方が風邪をひいたとかで2週間会えなかったから返してもらえてなかったそうな。
でもね、そのママ友って自分が風邪ひいても子供連れて出かける人なんだよ。
それに2万借りてるなら普通は早く返そうと思うだろうし、会えないなら振り込めばいいと思わない
明日会うので返してもらえることになっているらしい。
2万円…先日そういや「児童手当」で2万振り込まれてたなぁ～。もしかしてソレで返すのか

もしかしてアタシに電話かけてきたのは、そのママにお金返してないから飛ばしてアタシに来たんじゃないだろうか
もしアタシが3万貸してたらちゃんと明日返してもらえてたんだろうか～
二人合わせて5万円っすよ～。
なんだかな～。

もしまた電話きたら
「ごめ～ん、ダンナが貸し借りはするなって言われたからダメ～」
って言うつもり。
でもほんっとによく電話できたな～と関心してしまう。