ほぬと愉快な家族達

前回の日記の次の日に病院へ行きました。
近所ですんごく「評判の悪い病院」へ…。「半○耳鼻咽喉科」です。

ウチの近所は「歯医者と整形外科ばっかり」で、耳鼻科なんてその１件しかないんですよ。
きっと毎日通わなくちゃいけないだろうから、一番近所の最悪なとこへ行くことにしたのだ。
…近いけど車で行く距離なのだ。

その病院のジーちゃん先生は、怖いという噂。子供にも容赦しないらしい。
別の人に聞いたのは、息子さんがソコに通院したんだけど処方された薬が合わなくて、違う病院で診てもらったら
「なんでこんな薬だしたんだろうねぇ～？？？」
って…どんだけぇ～？？？
でもまぁ、傷ついただけだと思うし薬が出ても「抗生物質」だから間違えはないだろうな～と思ったんで、とりあえず行ってみた。

…行って激しく後悔した。
すんげぇ～イヤなヤツだった。
まだ２歳にもならない子供が、初めて耳鼻科へ行ったわけよ。
訳わかんないものを耳に突っ込まれて、ヘンな音たてながら「何か吸ってる」よーなことされたら、誰だって嫌がるっしょ？？

初診の日は耳垢をとってから治療ということで、耳垢を取れやすくする薬を入れて機械を耳に突っ込んで取ろうとしたんだが、なかなか取れなかったらしく３回も治療室と待合室を行き来させられたよ。
ハルだってそりゃ～そんなにやられたらイヤじゃん。
手や足をアタシが抱きかかえながら押さえて、顔を看護婦さんが固定したんだけど、ハルは力が強いんで多少動くのさ。
先生はマジで切れて
「じっとしてないと治療できないでしょっ」
と、ハルの耳たぶをねじ上げて叫ぶのだ。

…２歳にもならない子供にそんなにマジギレすんじゃねーよ

まぁ、言葉を発するのは仕方ないとしてもだ…、耳たぶをひねりあげるってどーよ？
ありえねーだろ？

しかも３回目の治療の時には
「こんなに暴れる子は今までいなかったよっ！！！！」
と吐き捨てるような捨て台詞を吐きやがった。
アタシャソレを背中越しに聞いたんだけど、待合室にいたダンナにブチ切れてグチったね。
受付の前でハッキリと
「ざけんじゃねーよ！あんのクソジジイがぁ～っ！！！！」
とキレたね。
多くの患者はソレを聞いたね。
３回目の後は連休だったんで、その間に違うとこに移ろうか考えたんだけど、もうそろそろ治ってそうだったから、４回目で暴言吐かれたらそのままジジイにブチ切れて帰ってやろうと思ったんだが、今日は娘先生だったんでちょっとホッとして素直に診てもらったのだ。
やっぱり暴れたけど根気よく、ちゃんと診てくれたのでうれしかった。
細かくちゃんと説明もしてくれて満足。
ハルの耳の中はキレイになってる（鼓膜も）そうなので、治療はこれでオシマイ。

あのジジイの顔をもう見なくて済む

行かなくていいことにホッとしたけど、それ以上に耳が元に戻ってよかったです


娘先生から教わったこと…大人も子供も「竹の耳掻き」は使うなとのこと。
子供も大人もは綿棒で入り口付近だけすればいいそう。
聞こえが悪くなったり、違和感を感じたら病院で取ってもらえばＯＫだそう。
シッカリ奥までやるから逆に傷つけて病院へみんな来るんだって。
ちなみに綿棒でも鼓膜は破れるんだって。
竹の耳掻きはヘタすると鼓膜の奥の骨をずらして（と言ったと思う）、耳が一生聞こえなくなることがあるって。
実際そういう人がその病院に来たことがあるみたい。
怖い怖い…。
皆さんも気をつけてくださいね