明日は明日の風が吹く…

娘が２年生になり、担任がＴ先生になってから　“フリーノート”　なるものを書いているらしい。

そのフリーノート、小さなノートに、３行日記のような感じで、
毎日帰る前に５分ほどで書いて提出。次の日までに先生が見て返す。

内容は、先生曰く『何でもいいから。その日学校であった事。家での事。何でもＯＫ』

担任のＴ先生、このブログにも何度も登場しているちょっと個性派の先生です。

最初娘からフリーノートの話を聞いた時に『お母さんも見てみたいなー。』と言ったら、
『だって、帰る前に書いて先生に出すから、持って帰る暇がないよ。』と
言われそれっきりになっていました。


そしたら、今日『フリーノートが２冊目に入ったから１冊目は持って帰ってきたよ。』と
見せてくれました。



開いてみてビックリ！

娘が書いた日記に先生が返事を書いてくれているのですが…

私の想像では、“先生は見ました”程度の簡単なコメントかサインぐらいと思っていたら、
毎日とても丁寧に（字は丁寧ではありませんでしたが内容が充実してました）
日によっては、娘の日記より長く返事を書いて下さっているのです。

毎日娘が書いた日記の内容は、クラスでの事、部活の事、テストの結果の事等など。

ある日の日記には
『社会のテストが帰ってきた。もう最悪。。この前のセミナーテストは数学が悪くて、
母の雷が落ちたばかりなのに、こんなテスト見せたらまた雷が落ちるだろうな。。
今度は頑張らなければ。』
それに対し先生は、
『まぁ、そんな時もあるさ。慌てず焦らず一つ一つ努力しましょう。
ローマは一日にして成らずです。頑張ろうという今のあなたの気持ちが大事です。』と
書かれていました。

毎日、３０人分の日記の返事をこんなに丁寧に書いて下さるなんて･･･、
読んでいて胸が熱くなりました。

サラリーマン化している教師が増えたと言われるこの時代に
まだこんなに熱い先生がいたのですね。
そしてそんな先生に出会えた娘は幸せ者です。


子ども達は
『毎日帰りにフリーノートを書くから、他のクラスより帰る時間が遅くなる～！』
と言いつつも書くことが楽しみになっているみたいです。


子ども達と先生との交換日記、
きっと子ども達のいい思い出になると思います。