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カテゴリ:その他
この歳になると、
“あの時、違う道を選んでいたら今頃どうしてたかなー” って思うことたまにあります。 まぁ、B型なので、過去は振り返らない、明日は明日の風が吹く、っていう性格なんですが、 こういう季節のせいかちょっと昔の事を思いだしちゃいました。 今日の我が家の夕食は、カツ丼でした。 で、思い出したんですよねー、夫と付き合っていた頃の事。 当時、夫は一人暮らしだったので、私は時々彼の部屋で食事を作ってました。 その日、私が作ったメニューは牛丼。 自分では、そこそこ美味しくできたと思っていたのに、 夫は少し食べると、『なんか味しないよね。』と言って、ドバドバと醤油をかけたのです。 私は(実家の味も)健康の事も考えて、若干薄味ですが、 彼は濃い味でないと満足しない人だったのです。 今だったら『じゃあ、食べなきゃいいでしょ!!』 と言って、 きっと流しに捨ててあげるでしょうけど、当時の私はまだまだ可愛かった~。 なんだか悲しくなって、ポロポロと泣いてしまったのです。 夫は『こんな事で泣くなよ!』とイラつくし、私は涙が止まらないし、 結局その日は気まずいまま帰りました。 その時に、“一緒に暮らしていくのに食事の好みの違いって大きいよね~” って思いました。 あの時、“この人とは続けていけない”って決断していたらまた違った人生があっただろうな…。 夫とは4年間付き合って結婚したので、その間には他にもいろんな事がありました。 でも、結局結婚したんですよね。 まぁ、夫と結婚したから、可愛い子ども達にも恵まれた訳ですが。 そして今は、私より薄味派の娘に 『そんなに醤油やソースをかけたら、本当の素材の味が消えるでしょ!!』と責められてます。 ちなみに今日のカツ丼、夫の分だけ濃い味付けにしているのに、 食べる時に黙って醤油かけてました。 私?もうそんな事で泣いたりしませんよ。 『 フン、せいぜい塩分とればいいさ。あんた、きっとガンで死ぬよ。 まあいいけど、しっかり生命保険かけてるからね。』 って思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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