明日は明日の風が吹く…

息子がこの4月から通っている英語教室の保護者会に出席しました。

先生から授業の進行状況や前期テストの結果などについてのお話の後、
11月に開催されるスピーチコンテストについての説明がありました。

このスピーチコンテスト、小学生の部は原稿を丸暗記して発表するのですが、
表現力や発音の正確さを審査されます。

学年や英語歴によって原稿の難易度が違い、初心者ばかりの息子のクラスは
わりと簡単な内容のようですが、それでも約20行の英文を覚えるのはなかなか大変な様子です。

原稿を渡されたのが7月。11月の本番に向けて授業の合間にみんなで練習。
各自、自宅でも練習をして、クラスごとにオーデションをして本番に出る人を決めます。

“そのオーデションをこの保護者会の後の授業でやりますので、
ぜひ見ていってください”　とのことでした。

息子のクラスは、6年生の女の子3名、6年生の男の子2名、中学生2名の計7名のクラス。
（本来は小学生の初心者のクラスなのですが、今年は中学生もいました。）

この小学生5名で、オーデションをします。(中学生は投票だけ参加）
みんなのスピーチを聞いた後で、1名に投票します。1票でも入ったら本番に出ます。
“私が出たい！”と思う人は自分の名前を書いてもOKです。

そして、オーデションが始まりました。
夏休みのドッジの大会や応援団の練習で忙しくしていた息子は半分ほどしか
覚えてなくて、私がドキドキ。
でも、本人は“あんまり出たくないからまぁいいかー”って感じでした。

ところが、他の子もどんぐりの背比べで結局うちの息子に投票してくれた子が2名いたのです。
まぁ、自分が出たくない女の子達が男の子2人に投票してくれたみたいですが。
息子のクラスから出ることになったのは、ほぼ完璧に覚えていた女の子と
男の子二人の計3人でした。

出なくていいと思っていたのに、出なきゃいけなくなった息子達はちょっとショックな様子。

先生はこっそり　
『あまり本人達の負担になるようなら無理はしなくていいからその時は言って下さいね。』
とおっしゃってくれました。

普段は態度の大きい息子ですが、意外とプレッシャーに弱いタイプなのです。

だけど先生に　『今頑張る事、努力する事は絶対無駄にはならないから。』と励まされ
“頑張ってみようかなー”という気になったようです。

娘もやはり小6の時に、このスピコンに出てそれなりに苦労していました。
でも、最後までやり遂げたという事、大勢の人の前で発表できたという事で充実感もあり、
大きな自信になったようでした。

帰宅してから、娘にスピコンの話をすると、
『まだ、こんなとこまでしかできてないの～？！
ちゃんとやんなきゃ、自分が恥ずかしいだけでしょ～！！』
と、私以上に叱咤激励してくれました。

自分で計画的にやってほしいと思っていたから、あまりかまわずにいたけど、
本番まで1ヶ月ちょっと、そろそろ練習に付き合ってあげなきゃダメかなーと思ってます。