明日は明日の風が吹く…

数日前、娘が進路希望調査と書かれたプリントを持ち帰ってきました。
将来の目標及び、その目標の為にどの高校に進学したいかを記入するものでした。
子どもが記入する欄と、保護者が記入する欄があり、
娘はすでに記入済みの状態で私に出しました。

娘の将来の夢は、好きな英語を活かして、海外で働く事。
CAにもなりたいし、青年海外協力隊にも参加したい。
その中から、進路調査票に書いた娘の今の目標は、“海外で日本語教師になること”でした。

娘はその夢のために、大学進学希望なのですが、
やはり経済的な事も考えると、大学は国・公立を目指しています。

それを考えた場合、考えられる高校は2つ。(2つとも県立です。)
まず、県下一の進学校N高校。１学年が３００名程なのですが、
ここ数年は現役で東大合格者が6,7名、九大が50名以上という高校です。
娘のクラスメイトのお姉ちゃんも一昨年東大に合格しました。
ただ、ここの学校は、上位の子には手厚い進路指導をされるけど、
下位の子は、放ったらかし、“行けるところに行ってください”的な指導をされるらしいとのこと。

次が、T高校。やはりN高校よりレベルが落ちますが、ここには人文科があり、
娘が極めたい英語をとことんやれるかな・・？という感じです。
今、娘が希望している大学にも例年数人は合格しています。
ただ、詰め込み主義で、精神的に追いつめられる子も多いという事で、
中学校の先生や卒業生の保護者からの評判はあまり良くありません。

先日、担任の先生とお話した際にも、今の成績ならN校の合格率は半々。
T高校だと確率はグッと上がるでしょうと言われました。
やみくもにN高校を勧める先生が多い中で、娘の担任の先生は、
『大学進学を考えた場合、N校に行って無理をするより、T校のトップで行ったほうが、
メリットが大きいかもしれませんよ。』と話されました。
数日前、ブログで仲良くしていただいているいくんとさんの日記にも
似たようなお話を書かれていました。

そして、娘が進路希望調査に書いていた高校はT高校でした。
娘は『T高校は大変、ってよく聞くけど、どこの高校に行っても大変よね。どうせ同じ大変なら、
自分の夢に近いところに行きたいから。』と言いました。

娘にその覚悟があれば、私は応援するしかありません。受験まで1年きりました。
今は、こんな風に話せる娘だけど、実際受験するまでには何度も悩む事と思います。
だけど最後に決めるのは娘だし、その為にはもっと普段の努力も必要だと思うのですが・・・。