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テーマ:中学生ママの日記(17703)
カテゴリ:野球部
木曜日の出来事でした。
最近は日が暮れるのが早くなり、野球部の練習も日に日に早く終るようになりました。 だけど、いつもの時間より遅く帰ってきた息子はいつものように元気な“ただいま”の声もなく、 無言で洗面所へ入って行きました。 何か様子が変だな?と思って様子をうかがっていると、洗面所から息子の泣き声が・・・。 『どうしたの?何かあった?』と声をかけると、『何もない・・・』と言いながらも泣き続ける息子。 『何かあったから泣いてるんでしょ?』と聞くと『もう学校行きたくない、野球も辞めたい・・・』と号泣。 『とにかくちゃんと話して。野球を辞めたいなら辞めていいけど、訳が分からないと お母さんも何も言えないよ。先生に叱られたの?誰かに何かいわれたの?』と聞くと、 息子は少しずつ話し始めました。 練習方法の件で2年生と話をしていたのだけど、息子の言い方が2年生のM先輩の 気に触ったらしく『1年生のくせに生意気だ!』と怒鳴られ、 あれこれ他の事も持ち出してきつい事を言われたらしいのです。 きっと息子にしてみれば恫喝された・・・気分だったのでしょうね。 『もう、野球部辞めるから・・・。』という息子に 『だけど、もうすぐ1年生大会でしょ?9人しかいない1年生の中で、今一人でも辞めたら みんな出れないでしょ?きっとみんな引き止めると思うよ。それでも決心は変らないの?』と聞くと、 『うん、変らない。』と息子。 私は『自分でよく考えて辞めるんだったらそれもいいかもね。 その代わり、卒業する時にお互い後悔しないように、野球辞めても、 生活がだらしなくならないようにしようね。』と話しました。 半年間頑張ってきたのに、今辞めるのはもったいないと思いましたが、 こればっかりは本人にやる気がなければ続かないしね。 息子は、毎日顧問の先生に提出している予習・復習ノートに“退部届け”を書き、 野球が好きで半年間頑張ってきたけど、もう肉体的・精神的に付いていけそうじゃないから・・・と 半ページほど書いて、“ありがとうございました。”の言葉で締めくくっていました。 翌朝、『決心は変らない?』と尋ねると、『うん、朝錬の前に先生に言うから・・・』と 憂鬱そうな顔して出かけていきました。 夕方、仕事から帰ってみると、息子の自転車がなく“先生と話しているのかな?”と 思いつつ家に入ると、リビングには息子の脱ぎ散らかした制服。 そして、テーブルの上に『やっぱり辞めません。練習に行ってきます。』との息子のメモ。 アハハ、やっぱりね。そうくると思ったよ。 帰ってきた息子に話を聞くと、先生に退部の件を話したら、 『うちのチームのレギュラー番号を持っておきながら、そんなことでいいのか?』と聞かれたそう。 で、あれこれ話してやっぱり好きな野球だから続けたいと思ったみたいです。 しかも『M先輩、今日はちょっと優しかった。』だって。 M君も昨日はちょっと言い過ぎたと思ったのかもしれませんね。 まぁ、自分で決めた事だから、気合入れ直して頑張ってもらいましょう。 この週末も、野球三昧の息子。宿題終ったのかしら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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