明日は明日の風が吹く…

今日は、ど～でもいい事なんですけど･･･ちょっと一言言わせて、いえ書かせてください。


うちの2軒隣は借家です。そこに今年の2月まで住んでいたご家族の話です。

そのご家庭は私たちよりちょっと若いご夫婦と年子の兄妹のご家族でした。

数年前、ここに引っ越してこられた時、子どもさん達はまだ1歳と2歳ぐらいだったと思います。

奥様はちょっと見は優しそうなママ。でもね、いつもすごい怒鳴り声が聞こえていました。

私も自分では厳しい母だと思っていますが、私でさえ『あんな小さな子に･･･』と思うくらい

毎回すごい罵声なのです。しかも叱っている時間が長い・・・。

よくあんなに体力が持つな？と思うくらい1時間も2時間も同じ事を繰り返し叱っているのです。

うちは間に1軒あるので、それでもまだましな方でした。

お向い・お隣のお家は、そんな声を毎日のように聞き、

『今日は児童相談所に電話しようか・・・』と思ったそうです。

まだ息子が小学生の頃、近くの書道教室に送る途中で

その家の角を通った時にもすごい怒鳴り声と、子ども達が泣き叫ぶ声が聞こえていました。

それを聞いた息子が『ここの子ども達かわいそうだよね。毎日のようにあんなに叱られて・・・』と

ポツリと言いました。

私が、『でも、お母さんもよく大きな声で叱っているよね。』と言うと、

『でも、あんなにひどくはないよ。それに俺たちも悪いから叱られているんだし・・。』って。

『うちのお母さんはちょっと怖いぞ～』って思っている息子でさえ、

すごい！と思わせる人だったのです。


結局、そのご家族は今年、近くにお家を建てて、引っ越していかれました。

そんなその家の奥様ですが・・・私たまたま見つけてしまったのです、その人のブログ。

そのブログの中の子ども達は、“賢くて、お利口で、聞き分けのいい子”

お母さんは“優しくて、おしゃれで、掃除好きの家庭的なママ”

そして、人からは『理想的なご家族ね。』って言われているそうです。

でもね、借家にお住まいの時は、庭は『空家？』と思われるほど雑草が荒れ放題。

玄関ドアはみるみる間に薄汚れ、和室の障子はボロボロ・・・

しかもそのうち、その障子ははずされ、和室には直射日光が差し込こんでいました。

もともとその家の大家のKさん家族は、ご主人の転勤で他県に引っ越された為、

その家を借家にされたのですが、Kさんの奥様は主婦の鏡のような人で、

家の中も外もいつもピカピカだっただけに、その荒れように私たち近所の主婦は

『Kさんが見たら、悲しむだろうね～』と嘆いていたのです。

だけど、ブログの中では

『最近まで借家に住んでいたけど、なるべく傷つけないように、汚さないように

それはそれは気を使って住んでいました。』って書いてありました。

他にも、いろいろ・・・“え～～っ？！”と驚く記述が満載でした。

自分のブログで何を書こうとそれはその人の勝手だけど・・・ちょっとね～って感じ。



私にとってのブログは今の自分が一番素になれる所、

余計な見栄をはらずに思ったままを書ける場所なんだけど・・・。

まぁ、いろんな人がいるんだな･･･と思った出来事でした。