明日は明日の風が吹く…

今日は一日ファーストディで映画が1000円、ということで『手紙』を観てきました。

強盗殺人の罪で服役中の兄・剛志から、弟・直貴のもとに獄中から月1回届く手紙。

犯罪者の家族ということで、弟の幸せの前に立ちはだかる差別。

弟は何もやっていないのに、犯罪者の弟というだけでこれでもか、というくらいに

つぎつぎに試練がおとずれるのです。


犯罪って被害者や遺族だけでなく、加害者の家族の人生も変えてしまうのですよね。


弟の上司が言うのです。

『犯罪者はその事も覚悟しなきゃならんのだよ。自分が刑務所に入れば済むという問題じゃない。

罰を受けるのは自分だけじゃないという事を認識しなきゃならんのだ。』って。


以前、原作を読んだ時にも泣きましたが、

今日もラスト10分は感動で涙が（鼻水も）止まりませんでした。

後ろの列にいた女子高生の団体さんも号泣してました。


最近原作を読んだ娘も『観たい』と言っていたのですが、予定が合ず、

私一人で観ましたが、一人でよかったです。涙ですごい顔になっていましたから。


これから観る予定の方は、お一人で観る事をお勧めします。

間違っても好きな人とは行かないように・・・。百年の恋も冷めますよ。



最近は電話やメールばかりで、手紙なんてほとんど書きませんが、

たまには大切な人に手紙書くのも良いかなって思いました。