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テーマ:中学生ママの日記(17702)
カテゴリ:子供
いよいよ娘の卒業式の日を迎えました。
前日は、放課後遅くまで教室でクラスメイトと卒業文集を読んだり、 卒業アルバムに先生方や仲間からのメッセージを書いてもらったりしていた様子でした。 ここ数日は冬の曇り空が続いていましたが、当日は快晴。 空も子どもたちの門出を祝してくれているようでした。 厳粛な空気の中で、一人一人卒業証書をもらう姿に胸が熱くなりました。 そして、“仰げば尊し”“蛍のひかり”の合唱。 『今でも、ちゃんと“仰げば尊し”って歌うんだ~。』と思いながら聞いていると・・・、 子どもたちの声を最大に活かしたいと、あえてピアノ伴奏なしでしたが、 混声四部合唱の子どもたちの声は予想以上に素晴らしくて感動でした。 特に、男子の低音がよく出ていて、卒業式をより盛り上げてくれました。 最後は、ここ数年恒例になっているという“旅立ちの日に”の合唱。 この歌の時卒業生は、ステージ前に保護者席、在校生席の方を向いて並んで歌います。 歌っている子どもたちの表情がよく見えるから、 こらえきれずに泣き出す子どもたちの顔を見て、また保護者も涙でした。 子ども達が体育館から退場し、先生から保護者への挨拶がされている間に、 子ども達は運動場に出て、ソーラン節の準備をしていました。 このメンバーで踊る最後のソーラン節。子ども達から先生への贈り物でした。 女子は制服に法被姿。いつもは嫌味ばっかり言っている隣の組のS先生 『スカートでソーラン節踊るなんて信じられな~い!』って言いながら、泣いていました。 その後、各教室へ戻り最後のホームルーム。 副担任のN先生は『私より早く死なないと約束してください。』 担任のT先生はいつものように 『人と比べることはない。生き急ぐことはない。疲れた時は立ち止まって休めばいいのだから。 これからも慌てず、騒がず、マイペースで・・・。』とお話されました。 先生方は、昨年自殺した以前の教え子のことを思われていたのではないかと感じました。 そして、最後は『いってらっしゃい。』の言葉で子ども達を送り出してくださいました。 辛い時、キツイ時はいつでもここの戻っておいでという思いを込めて。 最後は敷地内の並木道で先生、友達との記念撮影。 みんなの笑顔がはじけていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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