だいすきいっぱい

小学校で今年から新しいＰＴＡ活動が始まった。

朝のあいさつ運動か、下校時見守り活動。
学年ごとにどちらか、そして時期が決められていて、
１人１回することと決まっている。

長女の４年生は下校時見守り活動。
夕方、通学路に３０分立って、３０分近くを見回る。
これを１０月～１月の間に１度しなくてはいけない。

でもこの長い期間のうちのいつでもいいって言われると
なかなか重い腰が上がらない。
この日にって言われれば都合をつけてすると思うけど。
それに忘れる人もいるんじゃないかなあ。

実際、この時間帯によく通学路を車で通る事があるけど、
この活動をしているところを見た事がない。

とりあえず今月からということなので、
忘れないうちにと近所の友人と誘い合って今日の下校時、
指定された通学路に立ってみた。

小学校の保護者用の名札をつけて立っているけど、
子ども達は「何ごと？」って不思議な顔をして見ていく。

途中、毎日この時間帯に犬の散歩をしているという人に会った。
「なにやってるの？？？？」と驚かれた。
事情を説明すると、毎日通るけど、１度も見たことないよって言われた。

やっぱり誰もこの活動をしていないのかなあ？？？？
このボンヤリとした日程の決め方がいけないんじゃないかと思う。

誰もが平等にＰＴＡ活動に参加するっていうのはとてもいいことだけど、
この形態をもう少し考えてもらえたらなと思う。
活動後に報告を書く事になっているので書いてみよう。

ところで立っている間、通っていく小学生みんなに
「おかえり」と声をかけた。
あいさつしてくれる子、捕まえた虫を見せてくれる子、
あいさつしないでじろじろ私たちの顔を見て行く子、いろいろいた。

でも、なんだかみんな元気が足りない気がした。

長男次男が通っている中学校では、
学校の中を歩いていると、
中学生はみんな自分から大きな声であいさつをしてくれる。
男の子も女の子も全員、あいさつをしない子なんていない。
これは本当に気持ちがいい。

それと比べるからかなあ。
もっと大きな声で！って言いたくなってきた。
でもこの子達も中学生になったらきっと、
気持ちのいいあいさつができるようになるんだろうな。