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2007年11月06日
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カテゴリ:子どものこと
今日、担任の先生から電話がかかってきた。

1つ前の日記でも書いたこと。

長男はやはり加害者のほうだった。

最初にかかってきた電話で先生が言われた言葉。
「長男に対するいじめがある」
私はこれを聞いて、長男がいじめに遭っていると捉えた。
長男に対するというのを、長男に向かってのことと思った。

でもこれは長男に関すると言う意味での対するだったようだ。

そして
「長男が自転車にいたずらをされている」
私はこの「されている」を受身の意味で捉えた。

でも先生は「している」を丁寧に「されている」と言われたらしい。



今日の電話で聞いたことは、
ある友達に対して、自転車のサドルを高くしたりする程度のことだけど、
相手はそのことに深く傷ついていたということ。

その友達に対しては、中学の頃からお互いにいたずらをしたりされたりの
関係だったということ。

その時に、長男とも話をして
それ以来、そういうこともなくなっていたけど、
最近になって、同じ生徒が同じ被害にあっていると言ってきたので、
長男ではないかということで、
先生も話をしてみようと思っているということ。


全く逆の立場となってしまい、私はまた動揺した。
情けないやら悲しいやら。

ここでも何度か触れた事があるけれど、
家での長男の態度に私は悩んでいる。

いつも偉そうに威張り、妹や弟に対する態度もひどい。
親の言うことよりも自分の考え。
何でも自分で出来るような考え方でもある。

でもそれは家の中でのことであって、
まさか外で、他人に対して嫌な思いをさせているなんて
思ってもいなかった。

本当にショックだったけど、
今はそういうことを気にしている場合ではない。
長男と話をしなくてはいけない。


塾から帰って来て、食事とお風呂を済ませてから
長男と話をした。

自転車にいたずらをしているのは自分だと言った。
あの時は私が逆のことを言っていたから
わけが分からなくて何も言えなかったらしい。

その子に対しては、何人かの友達が中学生の頃にいたずらをしていたけど、
中学の頃はしていない。

高校になって、他の友達と面白そうだから
自転車のサドルを3回ほど高くした。
でも先生に注意されてからは絶対にしていない。


先生は長男1人がしていたと言われていて、
実際に生活指導の先生に呼び出されたのは長男1人らしい。

長男の言うことがどこまで本当で、
どこまで信じていいのか分からないけど・・・

自分ではちょっとしたいたずらのつもりかもしれないけど、
相手にとっては傷ついたり悩んだりするくらい、
嫌なことだったこと。
もしかしたら学校へ行くのも楽しくなかったかもしれない。
勉強も手につかないくらい悩んでいたかもしれない。
自分はそういうことをしたんだと長男には言った。

そして私がこのことを聞いてどれだけ悲しいか。
これからは何かをするとき、何かを言うとき、
相手の気持ちを考えてみること。

本当に最近はしていないのであれば、
そのことは明日必ず先生に言うこと。

それだけを長男に言った。


一度私の見つけた自転車のかごのご飯粒。
あれはもしかして、コンビニでおにぎりでも食べてついたご飯粒か・・・
ゴミを入れたりは誰もしていないらしい。
あんなに悩んだ日々は何だったのか・・・・

長男に対して、そして勘違いしていた自分に対する
腹立たしさや情けなさ。
私は長男の育て方をどこかで間違えたのかもしれない。


反省しているように見えて、また他人の嫌がることを
面白がってするんじゃないかと
私は子供を信じられない気持ちがどこかにある。
そういう不安を持つ自分がイヤになり、
でもそう思わせてしまう子どもが悲しく・・・
私はしばらく立ち直れそうにない。



こんな時、父親はと思われるかもしれない。
普通は父親の出番だろう。

でもうちの場合、そんな感じではない。
真面目に子どもと話をしたりが出来ない人。

このことは、どうして主人と結婚したのか、
そこから話していかないと伝わらないんだよなぁ・・・・





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最終更新日  2007年11月06日 23時41分49秒
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