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カテゴリ:出来事
1853年に浦賀にペリーが来航し国書受け渡しのために上陸した際、アメリカの40人編成の軍楽隊が 「ヤンキードゥードゥル」を演奏した。これが日本人が最初に聴いた洋楽である。
こんな事を調べてある冊子に書いたことがある。その時面白い話を見つけた。 アメリカでは1861年に南北戦争が起こるが、北軍のシンボル行進曲がこの「ヤンキードゥードゥル」。南軍はディキシー音楽だったそうだ。 戦後の横須賀旧EMクラブでは、ディキシーが流れると南軍の子孫が大喜びをし、北軍の子孫は激しいブーイング。必ず「ヤンキードゥードゥル」を演奏させ、挙げ句の果ては大げんかになったそうだ。 南北戦争が終わって90年ほどたってもそんなことがあるのかと驚いたが、先日日本でも同じようなことがまだあると聞いた。 ある地方都市で、開国150年を祝うパレードがあり、会津の白虎隊や、長州の奇兵隊も参加したが、会津の人達は決して長州の人に挨拶をしないそうだ。戊辰戦争が終わったのが1869年。大政奉還により一夜にして賊軍となってしまった会津藩、白虎隊の悲劇は決して忘れることが出来ないのだろう。 函館で土方歳三が戦死した七日後に戊辰戦争は終結するが、NHKの大河ドラマ「新撰組」はこの戦いをどうえがくのか、今から楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.28 20:47:45
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