Category
(134)
(44)
(23)
(5)
(32)
(4)
(42)
(7)
(9)
(23)
(7)
(4)
(1)
(7)
|
Profile
ホッピー次郎
思いつくままを、ただ書いてみたい。それだけの日記です。
|
|
下の娘が家内にお説教されていた時のこと。
何でお説教されていたのかは忘れたが、これはきっちり娘に言わなければと、
家内が意気込んでいたことは憶えているので、内容が重要なことは確かである。
家内が娘の言い訳の退路を断ちながら、怖い顔で娘を追い込んでいった。
娘も神妙な顔をして、小さな声で「はい」を繰り返しながら聞いていた。
私はいざとなったら行司役になろうと、傍にいた。
しばらく下を向いていた娘が少し顔を上げ、室内を見回すように視線を巡らした時、
遠くの鏡に自分の顔が映ったようだ。
「話は変わるけど、今日さァ~・・・」
お説教されているのに、いきなり自分から話題を変えようとした。
「あなたに、話を変える権利はない!!」
はたき込みを掛けられたような家内が、すぐ体勢を立て直してこう怒鳴ったのはさすがだが、横にいた私が駄目だった。
笑ってはいけないと思ったので、うつむいて必死に笑いをこらえたのだが、体が揺れている。
それを見て、とうとう家内も笑い出した。
娘は、鏡で自分の顔を見たら目の上が少し腫れていたので、学校で友達が投げたボールが当たった事を報告しなければと思ったらしい。
この娘、お説教中は常に違うことを考えているらしい。
以前にも散々お説教した家内が、買い物に出かける時に
「お母さんが帰ってくる間に、よ~く考えていなさい!」
と言ったら、べそをかきながら、
「でもお母さん、何を考えればいいの~?」
と脳天気な質問をしていた。
家内に言わせると、この娘の性格が私にそっくだと言うのだ。
私には褒め言葉としか聞こえない。
|
|
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.22 17:46:01
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x